渡辺けんじろう|西宮市議会議員|保育士経験を市政に|日本維新の会|(わたなべけんじろう)

学習塾講師など民間企業勤務や保育士を経て西宮市議会議員2期目です。

西宮市内北部地域の方に病児保育利用への補助制度がはじまりました

4/20(日)に西宮市市制施行100周年記念式典が開催されました。斎藤元彦兵庫県知事をはじめ多数の自治体から首長が臨席されていました。ありがとうございました。市制施行100年にして当初予算否決ということもありましたが、財政構造改善の取組によって西宮市を持続可能な地方自治体とすべく尽力していきます。

録画、撮影禁止のため式典の画像等はありません。


それでは代表質問のご報告です。今回は北部地域の保育についてです。北部地域内唯一の病児保育施設が休止していました。前回の質問がきっかけとなり、北部地域の方が他市の施設を利用する際の利用料補助がはじまりました。

北部地域で保育士をしていたからこそ気づくことができた課題ですね。引き続き市内全体の保育環境向上に取り組んでいきます。


①北部地域のあゆみ保育

公立幼稚園の園児数が定員を大きく割り閉園となる北部地域においては、今後、私立認定こども園等が公立の機能を担うことになります。立地的に南部地域と比較して人材確保が難しい現状において、各園で必要な人材を確実に確保する責務が発生します。

【Q】
公立幼稚園の役割を私立で担い同様の質を担保するためには、南部地域よりも更に踏み込んで公立保育所等と同程度の人件費補助が必要と考えるが見解は。


【A】

あゆみ保育の人員確保については、北部地域の公立園の再編計画を検討するにあたり、私立園と意見交換を行う中で、南部地域と比べ人材確保が困難であるという声はいただいており、市としても認識しているところです。北部地域においては再編によって公立園がなくなることから、公立園が担ってきた役割や機能を担保するための方策を実施する必要があると考えております。

その一つの取組として、令和7年度から支援が必要な子供を受け入れる私立幼稚園に対し、加配職員を配置するための人件費補助を拡充します。

市といたしましては、公立園の閉園時期を見据えながら、引き続き、北部地域における方策を検討してまいります。



②北部地域の病児保育


現在、休止している保育部地域の病児保育事業について、
「採算性など全国的にも指摘されているいくつかの問題を踏まえ、安定的な病児保育サービスの提供に向けて、取り組んでまいります。」昨年9月に市は答弁しました。

【Q】
その後の取組はどのようになっているのか。


【A】
北部地域の病児保育のその後については、令和6年9月定例会において答弁しましたとおり、現在、北部地域において病児保育が実施できておらず、病児保育事業の運営は、感染症の流行や社会の状況によって大きく影響を受けますので、安定的な運営等が課題となっております。

これらの課題に対し施設整備等の複数の手法も検討する中で、迅速に対応すべく、令和7年度から神戸市及び宝塚市の特定の病児保育施設を利用した児童の保護者に対し、西宮市の病児保育施設を利用した場合と同程度の費用となるよう助成することで、経済的な負担を軽減し、西宮市での子育てを支援してまいります。