渡辺けんじろう|西宮市議会議員|保育士経験を市政に|日本維新の会|(わたなべけんじろう)

学習塾講師など民間企業勤務や保育士を経て西宮市議会議員2期目です。

第2回定例会が終わりました

今回は議会運営委員長を務めていることもあり、体感的にすごく長かった定例会ですが、なんとか終わりました。

まずは、市民や市内事業者に大きく関わるという点で、お知らせするのに優先度が高いであろう補正予算から。市民や事業者に対する電力・ガス・食料品等価格高騰支援などを含む約20億円の補正予算が成立しました。

いわゆる物価高騰対策ですね。
22019932

◆ キャッシュレス決済を活用したポイント還元による消費喚起事業
◆ 省エネ家電買い替え促進事業

などが実施される予定です。詳細は後日発行の市政報告にてお知らせします。気になるメニューがありましたら、私からもその時点での進捗を確認しますので、お問合せください。なお支援メニューの財源は国からの補助です。私たちの税金であることは変わりません。

ちなみに県による支援メニューとして
はばタンPay+(プラス)
もあります。


※神戸ジャーナルより

一方、こういった支援事業は支援の額に占める事務経費が高いという課題があります。事務経費の割合を下げて多くの方が恩恵を受けることができるようにするという点では、水道料金の基本料金減免のほうが適しています。

一方で、対象となる方が支援策を知らなかったということなく、多くの方が恩恵を受けることができるようにするためには、広報が重要な役割を果たします。市政ニュースや市のHPで広報がありますのでご確認ください。特に市政ニュースは、採用、イベントなど多様な情報がありますので、全てのページの見出しだけでも一通り見るようにしてください。広く情報を届けるという観点では、全戸に配布されてすべての世帯が確認できる市政ニュースに勝る広報ツールはないと考えます。既存の方法以外で良いアイデアがありましたら、お知らせください。

・他の議案では、

◆ 公立保育所への保育業務支援システム導入にともなうタブレット端末購入
現状2施設で試行的に導入されています。システムの業者選定を経て、今年度から全施設に導入されます。こういったものは得意、不得意があり、上手に使える、使えないといった個人差がでるものです。苦手な人へのフォローは大切ですが、そこに合わせてしまうと、全体としてシステムの活用が進みません。税金でタブレットを購入している以上、使いこなせる人に合わせて進めていく必要があるということを質疑を通して確認しました。

また、私自身の経験から、片手がふさがるタブレットより、写真撮影などはスマホサイズの方が、何かあった際に両手を空けることができるため対応しやすく、便利ではないかということも確認しました。同様の感想が試行実施をしている施設でもあったため、今後の更新の際、そういったことも検討されるということを確認しました。


◆ 旧西部工場解体工事の工事請負契約締結
以前、一般質問でとりあげたこともありますが、



老朽化により稼働していないごみ焼却施設の解体工事です。契約額は約8.7億円です。平成24年に稼働が止まってから、財源的な課題もあり、また、コロナ禍もあってなかなか解体がすすみませんでした。その間、施設内の金属盗難が発生したため、監視のための費用として税金が投入されるなど、先延ばしをしたために、すぐに解体作業に着手していれば不要だった税金が使われました。やっと地上の建物のみ撤去されることになりますが、この施設に限らず、今後、廃止についてはすみやかな解体、その後の跡地利用も含めて一体的な計画作成が求められます。

◆ 工事現場周辺での車両の排気ガスや喫煙対策
安井小学校、甲武中学校などで工事請負契約締結が議案となっていましたが、近隣住民に迷惑をかけないように事前の注意・徹底を確認しました。

タイトルなし


議会運営委員会では4項目について協議することになりました。一般質問の報告等も改めてお伝えします。