
本題ですが、6月定例会で補正予算案が否決されましたが、学校園、保育所のブロック塀を撤去・補修するための補正予算案は成立しましたので、こちらは随時対応が進むことになります。
私が所属する「会派・ぜんしん」は委員会、本会議ともに修正予算案を提出しましたが、修正予算案が否決されたため、該当箇所を含む補正予算案に反対しました。
修正予算案は酒蔵ツーリズム推進のために阪神西宮駅に設置する予定だった情報発信拠点の運営費をなくす内容です。
これまで西宮市は情報発信拠点を阪急西宮北口駅構内と阪神甲子園駅に設置していました。しかし、阪神西宮北口駅の拠点では不明金が発生した直後に閉鎖、阪神甲子園駅では費用対効果を理由に閉鎖されました。加えて、都市型観光については過去の調査で市民ニーズが低く、議会でも賛否が分かれており、過去の議会においても修正案が提出されたことがありました。それにも関わらず、税金を投じて同じような拠点を再び設置しようとする市の姿勢に疑問を感じます。
市は情報発信拠点の設置により、平成28年度に18.6万人だった酒蔵地帯全体への年間来訪者を平成32年度には22万人に増やすとしています。年間3.4万人増えるということは、1日あたり約100人酒蔵地帯を訪れる人が増えて、少なくともその人数が拠点経由で酒蔵を訪れるということですが、イメージしづらいですし、これまでの経緯を踏まえると、短期的な検証なく3年間も税金を投入し続けることには賛成できません。
また、政策アドバイザーの採用についてですが、各種政策の実現のために、外部の専門家から助言・支援を受けることは役所の発想で解決できない、解決しないことに対応するためには有効だと思います。しかし、本会議や委員会での質疑では
・どの施策に対して
・どのような課題を解決するためか
・成果・アウトプットをどのように設定するか
が明確にならず、仮にこのまま予算が承認されると、呼ばれた人物が課題解決のために適切な人物かどうかや議会が効果検証できないという懸念が残ります。ただ、アドバイスを聞いてそれで終わりや1回限りということであれば効果がありません。
補正予算案は18対21という僅差で否決されました。市議会は憲法に規定される地方公共団体の議事機関であり、私たちの役割は議案に対して賛成か反対の意思を示すことです。補正予算案が否決されたことを、市は重く受け止めていただきたいと思います。