藤沢市のキャッチフレーズは「キュンとするまち。藤沢」です。
〇シティプロモーションの取り組みをはじめた経緯
・茅ヶ崎と鎌倉に囲まれていて知名度が低い。
・人口予測によると、2030年をピークに人口減少傾向。
・東京まで50分、横浜まで20分と交通利便性が良い。
〇成果
・2016年の転入超過数は全国14位で2,181人。超過数上位の自治体は大阪市、吹田市、札幌市、福岡市、名古屋市、以外は首都圏である。通常、定住人口増加のターゲットを50km圏内といった地域外に設定するが、近隣市をライバルに設定している。
・観光客数約1,850万人(2001年は920万人)。観光客数は増加傾向である。
理由は以下の3つ。
1観光施設のリニューアル
2観光キャラバン隊によるPR-湘南は夏というイメージから秋冬の誘客
3映像作品による観光-フィルムコミッション事業
〇取り組み状況
・コンセプト-自分のまちを自分たちで作る、守る。
・SNSの活用 ハッシュタグの活用 #藤沢キュンあつめ
→サイト、HPはリアルな情報が見えにくいので、サイトよりも、SNSを活用し、市民発信のプロモーション強化及びシビックプライドの醸成に取り組む。
・シティセールスは市外、シティプロモーションは市内と市外を対象。
・ふじさわシティプロモーション委員会が2014年設置された。メンバーには大学関係者や鉄道関係者も含まれる。
・キャッチフレーズ、ロゴマーク、ゆかりの芸能人、マスコットキャラクターの活用や鉄道事業者、製造業、市内大型小売業、建設業などパートナーシップにより、民間企業のバックアッププロモーションにも取り組んでいる。
〇平成26年度~30年度までの5カ年計画
キャッチフレーズ、ロゴマーク、公式サイト制作
・応援組織「ふじさわファンクラブ」立ち上げ
→まずは市民への周知から始めた。
平成27年度
・ふじさわシティプロモーションテーマソング&ダンス及びビデオ制作
・マスコットキャラクター制作
平成28年度
・ソング&ダンス浸透・普及のための取り組み
・新たなポスターやイメージプロモーションビデオ制作
→3年目に見直しを図った。
平成29年度
・若年層へのアプローチ
・北部地域イベントへの積極的な参加
・ファンクラブの活性化として法人対象を拡大
〇課題
・待機児童数が多く、大々的に「藤沢市に住んでください」とは言えない。
・北部地域のみを対象とするには適当な素材が少なく、発信が難しい。