
兵庫県議会での代表質問において、党の市町村からの政策提案企画の一環で、前田ともき県議により、県独自のマークで認知度の低い「ゆずりあい感謝マーク」を、都道府県レベルで導入が広がっている「ヘルプマーク」への一本化というかたちで、私の市議会での提案が県議会でも提案されました。

前田議員の理論整然とした提案により、井戸知事らしさを交えた前向きな答弁でした。
・ゆずりあい感謝マークの方がデザイン的にはすぐれていると思っているが、赤十字とハート誰がみてもわかるので、機能性はヘルプマークの方が高いのではないか。
・「ヘルプマーク」と「ゆずりあい感謝マーク」どちらのマークも、誰もが地域社会の一因として支え合う中で安心して暮らせるユニバーサル社会の実現を目指すことを目標としているが、両方のマークはその実現のための様々な手法の1つである。
・2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどで関西に多くの訪問があることからヘルプマークに統一することも1つの選択の道である。更に検討をすすめてまいりたい。
これまでは兵庫は「ゆずりあい感謝マーク」があるからヘルプマークの導入にはあまり前向きでなかったのですが、他の都道府県で導入が広がり、それに合わせてタイミングよく提案できたことが前向きな答弁につながったと思います。
県連代表である井坂信彦衆議院議員の「とことん政策提案」という方針に基づき、
・市から見た国の課題について質問趣意書を国会へ提出
・県内各自治体の政策共有
・市県連携議会質問
など自治体議員による政策面での連携が機能しはじめたところで、党がこんなことになるのは残念ですが、どういう形であれ、今後も市で解決しないことを県国と連携して政策実現につなげることができればと思います。