渡辺けんじろう|西宮市議会議員|保育士経験を市政に|日本維新の会|(わたなべけんじろう)

学習塾講師など民間企業勤務や保育士を経て西宮市議会議員2期目です。

必要な支援・配慮が受けやすくなるように

市民の方からいただいたご意見が形になります。

ヘルプカード&カードケース 墨田区サイトより
Helpcard
helpcard2
cardcase2

ヘルプマークのついたタグ 世田谷区サイトより
無題

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市民の方から、外見ではわかりづらいが、支援・配慮を必要とする人が周囲の援助を受けやすくするためのマークのようなものが必要ではないかというご意見をいただきました。兵庫県のHPでは「障害のある方や配慮が必要な方に関するマーク」として、必要とする支援や状況に応じた13種類のマークが紹介されています。このようなマークの1つに、東京都が2012年に導入した「ヘルプマーク」があります。

ヘルプマークとは、内部障害や難病の方、義足や人口関節を使用している方、妊娠初期の方など、支援や配慮を必要としている方が、このマークのついたタグの裏に自分の症状や必要な支援といったメッセージを書き、かばんなどにつけることで、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせて、支援を得やすくなることを目的として作成されたマークです。兵庫県では独自に作った「譲りあい感謝マーク」があることから、配布が行われていませんが、近隣では、大阪府京都府滋賀県和歌山県徳島県で配布が行われています。また、県内では今年度から高砂市で配布がはじまりました。


高砂市ではヘルプマークのタグと、名前や住所、本人の特性、緊急連絡先、医療に関する情報などを詳細に記入されたヘルプカード、そのヘルプカードを入れるためのカードケースを配布しています。ヘルプカードは加古川市明石市など県内の他市でも配布されています。

しかし、ヘルプマークを含めてこのようなマークは配布だけでなく、認知度を高めるための周知、啓発が必要です。高砂市では広報誌、市のHP、ヘルプマーク専用チラシの作成、公共施設でのポスター掲示、相談員よる周知、啓発に取り組んでいるとのことでした。


【質問】

本市でヘルプマークのタグやヘルプカードを配布すべきではないか。



【答弁】
 

ご質問にありますように、ヘルプマークの導入に先駆的に取り組んでいる自治体では、 ヘルプマークを用いたタグやヘルプカードの配布、またヘルプマークの普及に関する周知・啓発を市のホームページや広報誌により実施しております。先ほど、竹尾議員のご質問にお答えしましたとおり、本市では、ヘルプカードの配布に取り組んでまいります。


【質問】
ヘルプマークをはじめ、様々なマークがあるが、先述の啓発方法以外に、公共交通機関、障害者団体を通じての周知・啓発、また、学校教育を通しての周知・啓発を本市でも行うべきではないか。


【答弁】 

 議員ご指摘のように、市のホームページや広報誌、ポスターなどによる周知・啓発に加え、公共交通機関、障害者団体などの関係機関による周知・啓発についても、検討を進めてまいります。また、学校教育を通しての周知・啓発ですが、本市では小学生を対象に「福祉学習実践ガイドブック」を用いて福祉学習に取り組んでいます。今後は、この「福祉学習実践ガイドブック」に障害のある方や配慮が必要な方に関する
マークについても記載し、正しく理解されるよう取り組んでまいります。



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ヘルプカードだけでは、かばんの中で保管していれば、周囲からはわからないので、かばんにとりつけることができるヘルプマークがついたカードケースの導入も今後、ご検討ください。