渡辺けんじろう|西宮市議会議員|保育士経験を市政に|日本維新の会|(わたなべけんじろう)

学習塾講師など民間企業勤務や保育士を経て西宮市議会議員2期目です。

子育てコンシェルジュ

市役所1階の10番窓口にある「子育てコンシェルジュ」ですが、保育士2名と保健師1名が配置されて、子育てに関する相談だけでなく、母子健康手帳の交付、妊婦健診助成の手続きなども行っています。
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平成27年度は、
児童手当の手続き 2,881件
母子手帳等の配布 1,777件
子育てコンシェルジュ・情報提供1,602件
という利用実績です。

市役所のような利用者支援の「特定型」以外に、
利用者支援+地域連携の「基本型」(子育て総合センターと関西学院子どもセンターさぽさぽ)
「母子保健型」(保健福祉センターと市役所)
の3型あります。

母子健康手帳交付の際に保健師が対応することで、妊娠期からの切れ目ない支援が可能となっています。母子健康手帳の交付件数の約1/3が市役所で、保健福祉センター、支所でそれぞれ約1/3です。支所で交付する場合、保健師が直接対応できませんが、手続き書類をもとに後日、保健師が対応することもあるそうです。 

保育所入所の相談も多く、幼稚園や保育所に入所するまで核家族化で相談する相手がいない場合は親代わりに相談する方もいて、子育てコンシェルジュを通じて地域連携ができる仕組みになったそうです。

「子育てコンシェルジュ」のように費用対効果で図れない事業は対象となる方に利用してもらうために認知度の向上や利用しやすい環境づくりがこれからの課題だと思いますので、そのためにどうすべきかを考えていきます。 
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