
多くの育成センターは小学校の敷地内に校舎と別に設置されています。この育成センターは小学校の余裕教室1.5教室分が改修されて、転用されています。となりの余裕教室は小規模保育施設に転用されています。定員60名に対して、ほぼ定員通りの利用登録児童数です。利用率としては1年生の利用率が高いです。
余裕教室に育成センターが固定されているので、4年生以上を受け入れるにあたり、場所の拡大が難しいと感じましたが、校舎外に育成センターがある状態であれば、余裕教室の活用は費用面でも合理的であることを確信しました。
国の法律では、育成センターは6年生まで利用が可能になっています。市内の育成センターはモデル事業として4ヵ所で、これまで利用歴のある4年生に限って受け入れていますが、それ以外のセンターでは3年生までの受け入れとなっています。現在、市内小学校では、教室不足数もあり、余裕教室を活用しての4年生以上の受け入れは難しいでしょうが、市内の児童数のピークを越えたときに、地域によって余裕教室が発生します。その際に、6年生までの受け入れ手段として提言していきます。