です。
【意見・要望】
西宮健康開発センターにおいて、「内視鏡による胃部検査を含むコースは受診者が希望する日時によっては 予約がとりにくい状況」であるという課題に対して、「内視鏡による胃部検査を実施する日数を拡充することについて検討いただいているところです」との答弁からも体制の改善に向けて取り組まれているようですので、引き続き協議よろしくお願いいたします。
【再質問】
表をご覧ください。議会事務局の協力により、人間ドック助成事業について中核市へ調査を行いました。西宮市以外の44市のうち助成率に違いはあるかもしれませんが、人間ドック助成事業を行っているほとんどの中核市が民間病院を助成対象としています。一方、西宮市は人間ドック実施している機関が市内に複数あるにも関わらず、助成対象を公立病院と一部の機関に限定しています。

仮に対象機関を拡大しても、これまで2ヵ所で受診していた人が利便性の向上により、最寄り機関で受診するようになるだけで、受診件数が大きく増加するとは思えません。仮に受診件数が増えるとしても、身近な医療機関での受診がきっかけとなり、早期発見、早期治療により、受診者の健康寿命が延びれば、医療費削減や受診者が後に支払う市民税など長期的に見て市にとっても有益な事業です。そこで、以上のことから、助成対象の医療機関を一部の機関に限定せずに拡大すべきであると考えますが、見解について答弁を求めます。
【答弁】
現在では市の南部地域に10か所ほどの民間医療機関が人間ドックを実施しております。これら全てを一斉に費用助成の対象に拡大した場合、利便性が増すことから、人間ドックの受診者数は全体で増加すると予想しております。人間ドックは生活習慣病の予防に役立つなど被保険者の健康増進に寄与するものではありますが、受診者数が大幅に増加すると、助成費用も増大することになります。この財源は被保険者からの国民健康保険料で賄われていることを考慮しますと、助成額の見直しも含め、慎重に検討する必要があると考えております。
今後は、国民健康保険の財政に急激な負担が生じないように配慮しつつ、できる限り人間ドックの助成に対するニーズが満たされるよう、引き続き関係機関と調整してまいります。
【再々質問】
視点を変えてこの事業を利用する側に立ってみます。 昔、「白い巨塔」というドラマがありまして、医師である主人公ががんで、手術をしたときには、手の施しようがなくて、すぐに手術が終了する場面があります。
こんなのドラマの中の出来事だと思っていたのですが、私の父が同じようにがんで手術をしたときには、すでに手の施しようがなく、すぐに手術が終了したそうです。その後、42歳で亡くなりました。私もあと2年でその年齢なので、定例会が終わったら人間ドックを受診しようと思っていますが。
当時と現在では健康診断の内容や医学の進歩により一概に比較できないかもしれませんが、父のがんは通常の健康診断で発見できませんでした。その後、残された母は家族の生活費と子供2人の学費をねん出しました。その苦労ははかり知れません。最近、一億総活躍社会という言葉がありますが、もし、早期発見・早期治療により父が助かり、健康寿命が延びていれば、母は、しなくてもよかった苦労や自分がやりたかったことが、できたのではないか。そのように考えると、人の死、特に若くして死ぬことが、残された家族に与える影響ははかりしれません。
人間ドック受診費用は高額ですが、最寄りの医療機関で受診できる利便性や補助があれば受診してみようということがきっかけになって、早期発見、早期治療により、健康寿命が延びることは、本人だけでなく家族にとっても幸せなことではないでしょうか。
こどもの貧困やひとり親世帯への支援が課題となる昨今、人間ドック事業はそのような課題の原因を減らすことにもつながるという認識をお持ちでしょうか。
【答弁】
人間ドック助成事業は、疾病を早期に発見し、早期治療につなげていくという目的から実施しているものであり、ひいては、例に挙げられたような事例を未然に防ぐことにもつながることは充分に考えられるところであります。
市といたしましては、国民健康保険人間ドック助成事業とともに、各種がん検診などの実施により疾病の早期発見、早期治療の推進に努めてまいります。
【意見・要望】
人間ドック助成事業は、人の命に関わる事業であることはもちろん、受診者、その家族、また長期的に見て、市にとっても医療費削減など財政面でもメリットがあり、三者がハッピーになれる事業です。受診へのハードルを下げて、受診がしやすくなるように検討おねがいします。今後、検討内容について、改めて一般質問でもとりあげる予定です。合わせて人間ドックや各種がん検診だけでなく、特定健診の受診率の向上に努めてくださるように要望します。