①香櫨園小学校教育環境整備事業基本計画(素案)策定について⇒教育委員会
②西宮市瓦木中学校の校区変更について⇒教育委員会
③香櫨園小学校区における待機児童対策と市民集会施設の配置について⇒政策局、市民文化局、こども支援局
②についてですが、市内における校区変更は今年度で、2件目となります。瓦木中学校区の生徒数増加に学校が対応できないので、余裕のある甲武中学校区に堤町、上之町、荒木町の一部を変更しようとする案です。兄弟がいる場合など、中学校を選べるなどの経過措置案も用意されていますが、番地で分断されていた荒木町全域が甲武中学校区になる一方、近くにある瓦木中ではなく遠くにある甲武中学校へ進学しないといけない児童もでてきます。
瓦木中学校の通常学級は現在25学級です。26学級まで対応できますが、H29以降は27学級を超える見込みです。
地域の方からすれば突発的に出てきた話ですが、こうなることは数年前から予想されていたにも関わらず、今年度になって本格的に対策の検討をはじめて結果としてこの案になったそうです。今さらかもしれませんが、早期に検討を始めていれば、校舎も古いので、建替えという選択もあり得たかもしれません。
また、地域の方への説明に関しても、やり方があったのではないかと思います。もちろん「校区変更になる可能性があります」というように、いたずらに不安を与える情報提供はすべきではありません。今後、市は教室不足などの情報の広報を検討するとのことでした。市内には教室不足でプレハブ教室で授業を行っている学校は少なくないので、他の地域でも同じことがおきることが予想されます。丁寧な説明はもちろん、地域の意見を吸い上げて早期に対策を検討することを要望しました。

