当たり前のように使用する水ですが、私たちのもとに届くまでと、その後の処理工程では高度な技術が使われています。一方で耐震補強の未実施の施設や一部の業務で民間委託が進み、どのようにしてノウハウの継承をしていくかなどさまざまな問題点があります。水の需要減が見込まれるなか広域連携をはじめ、持続可能かつより効率が良い方法を模索していかなければなりません。
〇丸山貯水池(金仙寺湖)
貯水池が一定の水位になると放流されます。

〇丸山浄水場
貯水池から送られてきます。北部地域に給水しています。

〇北山配水所太陽光発電
道をはさんで反対側に北山貯水地があります。ここは約1年前に発電が開始しました。単価は忘れましたが、固定価格買取制度を活用しています。太陽光が効率の良い時期は気温的に5、6月で、この日の15時21分現在の売電金額は101,787円でした。次の写真の越水浄水場で確認できます。

〇越水浄水場
ここで先ほどの太陽光パネルの発電状況を確認することができます。現在は浄水機能は廃止されています。民間委託により、24時間体制で水運用に関する情報を一元的に管理しています。トラブルの際は、監視を委託されている民間企業が1次対応でそれ以降は職員が対応します。桜の名所としても有名です。

〇鯨池浄水場
現在は稼働しておらず無人の施設です。地下にも設備があるので、解体するにしても費用がかかるので跡地利用が課題となっています。今のところ災害対策の拠点として活用するという案があります。
