渡辺けんじろう|西宮市議会議員|保育士経験を市政に|日本維新の会|(わたなべけんじろう)

学習塾講師など民間企業勤務や保育士を経て西宮市議会議員2期目です。

教育こども常任委員会管内視察 病児保育

市立中央病院の隣にあるつぼみの子保育園病児保育ルームを訪問しました。

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市の委託により運営されています。急な病気やけがで、家庭や保育所等での集団生活が困難な子供を一時預かりする施設です。事前登録制で生後6か月~小学校6年生まで、医師からの許可など利用条件はありますが、事前に予約していても当日になると体調が良くなっていたり、急な体調不良の場合もあり、定員6名に対して利用率は日によってバラバラだそうです。

利用料金は1日2000円です。給食が必要な場合はその費用が500円になります。平成25年度は登録者725名に対して、述べ483名、401名の利用者数でした。平成26年度は延べ641名、608名の利用者数で、年間平均利用率は34.7%です。月別で見ると、7月が47.4%、8月が17.9%、1月が49.3%となり、月別の特徴があらわれています。

年間利用料は120万円に対して、運営経費は1144万円となっています。 近所だけでなく西宮浜の方からの利用者もいるそうなので、西宮市南部におけるニーズはあるように感じますが、気になったこととしては利用率の低さです。 そもそも、市内北部地域の住民からすればほぼ利用できない場所かつ、地域での認知度を上げていかないと、せっかくニーズがあったとしても利用率が低いままとなります。

施設タイプと自宅訪問タイプのどちらが保護者のニーズにあっているのか、それぞれの潜在ニーズ数など考えなければならないと思いました。