前回、
【西宮市100周年記念事業】が今後の市政にもらたすものは?
の続きです。
【Q】
「市民・大学共創プラザへの参画」とあるが、地域のために何かをしたい人がふらっと行ってマッチングができる場所となるのか。
【A】
市民、大学・学生、地域活動団体や、公益活動団体、企業など多様な主体を対象とした相談業務を行うこととしており、相談を通じてご相談される方のニーズに応じたマッチング・コーディネート等の支援を行っていく
との答弁から、
〇市民・大学共創プラザの役割を明確する
という質問の趣旨を達成できました。また、事業の効果検証をするともとも答弁しましたので、今後進捗を確認していきます。

【Q1】
厳しい財政状況下、一定の予算・職員の勤務時間を費やして実施したシンポジウムだからこそ、開催して終わりではなく、具体的成果につなげることは不可欠です。
シンポジウムの内容を今後の施策にどのように反映させていくのか。
【A1】
今回の地域づくりシンポジウム(以下「シンポジウム」と申します)は、地域住民や地縁団体が様々な主体と関わって地域の課題解決、地域づくりを進めていくヒントをつかんでいただく目的で、コミュニティデザイナーの基調講演、地域づくりに取り組む事例の発表、コミュニティデザイナーと市長のトークセッションの3部構成で開催いたしました。
また、来場者を対象としたアンケートを実施し、設問に、来場の目的やこれからの地域づくりに必要な視点について感じたこと、今後のイベント参加希望を盛り込むことで、市民へのアウトカムと新たな担い手の発掘につなげることを狙いとしました。
市民へのアウトカムについてですが、当日は参加者アンケートを実施しており、参加者約250名のうち153名の方から回答をいただいております。そのうち約82%にあたる方から概ね満足との評価をいただいております。参加の目的としては61名の方が自身の活動の活性化や継続のヒントを得る為、33名の方がこれから地域活動に参加したいと思っている為と回答されており、39名の方が今後地域づくりに関する情報を希望すると回答されております。
基調講演については、地域づくりについて新しい視点を得られた、たくさんの事例からヒントを得られたといった回答をいただいております。また地域づくりに取り組む事例の紹介については、将来地域の拠点となるような場を作りたい思いがあるので参考になった、市民・大学共創プラザを手伝いたい、新図書館のワークショップにぜひ参加したい等、積極的な回答が多く見られました。全体的には福祉に限定せず多様な性格の主体から話が聞けたのは良かった、面白かった、ヒントを得られたといった評価をいただいており、一定効果があったと認識しております。
また、副次的な効果として、地域づくりに携わる市民局、健康福祉局、産業文化局、教育委員会などの庁内各部署の職員が、シンポジウムを準備するうえで互いの事業について情報共有でき、庁内の分野横断的な意識の醸成が進みました。
今後は、事例発表のような取り組みを更に推進していくために、様々な分野を超えて、市の各部署が分野横断的に連携する体制を整えること、地域にかかわる多様な主体がつながる環境づくりを進めること、地域の取り組みを効果的に発信し市民に知ってもらうことが重要であると考えております。また市が施策を進めるにあたっては地域にアウトリーチし市民や多様な主体と丁寧に対話を重ねることが大切だと考えております。
今後の施策への反映についてですが、先に申し上げたアンケートの回答やご意見などをもとに、希望された方への地域づくりに関する定期的な情報提供や市民・大学共創プラザへの参画など、シンポジウムの目的である、「市民と多様な主体との協働による地域づくり」「新たな担い手の発掘」に取り組んでまいります。
【Q2】
答弁では、「61名の方が自身の活動の活性化や継続のヒントを得る為、33名の方がこれから地域活動に参加したいと思っている為と回答されており、39名の方が今後地域づくりに関する情報を希望すると回答」とのことだが、これまで活動していなかった方が何か具体的な活動に新たに参加してはじめて「新たな担い手の発掘」であるが、参加者、特に39名の方を今後、具体的にどのように「新たな担い手」としていくのか。
【A2】
先に申し上げた、アンケートで地域活動を希望され、定期的に情報を提供した方が新たに活動を始めたいと思われた際、地域共生推進課が地域活動を紹介するコーディネーター役となるため、新たな担い手の把握は可能となります。今後一定の期間中にどれだけの方が新たな担い手となったか把握してまいります。
【Q3】
「市民・大学共創プラザへの参画」とあるが、地域のために何かをしたい人がふらっと行って(シンポジウムで事例として紹介されたラジオ体操のように自分が好きなことを生かした)マッチングができる場所となるのか。
【A3】
市民・大学共創プラザ(以下、「プラザ」と申します)では市民、大学・学生、地域活動団体や、公益活動団体、企業など多様な主体を対象とした相談業務を行うこととしており、相談を通じてご相談される方のニーズに応じたマッチング・コーディネート等の支援を行ってまいります。
この他にも、定期的に開催する地域活動に関する講座、交流会やワークショップなどを通してプラザが地域活動とのつなぎ役となり、地域活動に関する様々な情報を提供し関心を持っていただくことで気軽に参加できる環境づくりを行ってまいります。
【意見】
・シンポジウムの成果を検証をすること
・プラザがどういう機能を持つ場所となるのか
について確認ができました。
一方、今年の代表質問の際に、シンポジウム開催にともなう職員の勤務について、
「シンポジウムは休日出勤となりますが、振り替え対応を行う予定としております。」と答弁しながらも、今回の一般質問に際して関連する課に確認したところ、そうなっていない課が複数あることがわかりました。
健康福祉局に限らず、このように代表質問で答弁したことすら守れないのであれば、今後の事業や施策のあり方について、新規だけなく既存事業においても、直接的な事業費だけでなく職員の超過勤務時間の増など人員コストも考慮して、事業実施の可否を判断すべきであるということは指摘します。
