渡辺けんじろう|西宮市議会議員|保育士経験を市政に|日本維新の会|(わたなべけんじろう)

学習塾講師など民間企業勤務や保育士を経て西宮市議会議員2期目です。

生成AIに学校はどう向き合う?―西宮市立中学校の現状とリテラシー教育-その①

一般質問の報告です。今回は西宮市立中学校におけるAIの利活用とその前提となるリテラシー教育についてです。言うまでもなくもはや日常とは切り離せない存在になっています。それでは本題です。




生成AIは近年、急速に進化を遂げて社会に普及しており、教育分野においても様々な利活用が考えられます。

学校現場での利活用に関しては

・学ぶことの意義そのものに対する根源的な論点

・差別や偏見、環境負荷等の倫理的・社会的な論点

・利活用にあたってのセキュリティ確保等の技術的論点

・それらを踏まえた具体的な取扱い等の実務的な留意点

まで幅広い論点が指摘されています。

一方、現行の学習指導要領はAIの存在を前提として、社会の変化が加速・複雑化するこれからの時代に必要な資質・能力の育成を目指しています。AI時代を生きる子どもたちが生成AIをはじめとするテクノロジーをツールとして使いこなし、一人一人が才能を開花できるようになることは重要であり、生成AIの学校における利活用は、その助けとなりえるものです。

学校現場が混乱したり、不安を感じたりすることなく、学習指導要領に示す資質・能力の育成に向けて適切に生成AIと向き合い、利活用できるよう、学校現場の視点から基本的な方針及び実務のポイントを示すことが求められています。

そのため文部科学省は令和5年7月に「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を公表し、その後、令和6年12月に「初等中等教育段階における生成AIの利活用にかんするガイドライン」へと改定しました。ガイドラインですが、

「生成AIについて」

「基本的な考え方」

そして、「学校現場において押さえておくべきポイント」を細分化して、

「教職員が公務で利活用する場面」

「児童生徒が学習活動で利活用する場面」

教育委員会等が押さえておくべきポイント」で構成されています。

このガイドラインは学校現場での利活用を想定していますが、生成AIの普及及び進化のスピードは急激です。例えば、検索エンジンによっては検索結果の最上位にAIの回答が表示されたり、SNSであれば、プロンプトを入力すればだれでも簡単に画像を生成できたり、AIで生成されたであろうポスターや広告を日常的に見かけることも増えてきており、日常においても生成AIに触れる機会は急増しています。

ガイドラインでは生成AIが社会生活に組み込まれていくことを念頭に置き、情報モラルを含む情報活用能力の育成を一層充実させていく必要があるとされています。


以上を踏まえて、2点伺います。

【Q1】

ガイドラインを踏まえて市立中学校における取組および利活用は現状どのようになっているのか。

【Q2】
日常にAIが存在する現状、利活用の前提となる情報活用能力・リテラシーの育成にどのように取り組んでいるのか。