今回は西宮市内の宿泊施設を利用する場合の楽天トラベル経由のふるさと納税についてです。めずらしく検討しますよりも良い答弁でしたが、簡単に収入を増やす手段はないので、少額でも収入が増える手段があればすぐに取り組むべきです。
ちなみに同じ状況の自治体の議員さんはこのままその質問を使っていただくだけで寄附額が増えるかもしれません笑
今回のサムネイル画像は一般質問終了後に一人打ち上げで行った関西パビリオンに展示されていた宝刀村正です。

それでは本題。
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私は2023年6月定例会において、市内宿泊施設の利用券をふるさと納税の返礼品にすべきという提案をしました。その後、市内一つのホテルが利用、その利用券が返礼品となり、昨年は151万円の寄附がありました。
関連して改めて提案をします。現在、楽天トラベル経由で市内宿泊施設を利用する場合、宿泊施設がある自治体のトラベルクーポンへのリンクが掲載されています。

しかし、本市の宿泊施設の場合、リンクされている寄附先は兵庫県のみです。宝塚市や神戸市の宿泊施設の場合は市と県の両方へリンクがされています。
兵庫県に確認したところ、トラベルクーポン利用者人数は全体の約2割だが、寄附額自体は、全体では約6割を占めているとのことでした。トラベルクーポンの需要が多い一方で、楽天トラベル経由で本市の宿泊施設を利用する場合、一定額が本市ではなく、兵庫県への寄附となっていると想定されます。
【Q】
楽天トラベルに登録している市内全ての宿泊施設を対象とするトラベルクーポン返礼品とし、本市が寄附先として選択できるように、事業者と調整すべきではないか。
【A】
ふるさと納税による本市への寄附額は、返礼品の充実などの取組により徐々に増加する一方で、市民税の控除額、いわゆる流出額も増加し、地方交付税で4分の3が措置されるものの、本来、市の歳入となるべき財源が失われている状況でございます。
できる限り歳入を増やしたいという思いが強く、議員御提案のトラベルクーポンを返礼品に加えることにつきましても一定の効果が見込まれることから、契約に向けて調整してまいります。
【意見】
ふるさと納税につきましては、「できる限り歳入を増やしたいという思いが強く」とのことでしたので、少しでも歳入が増える可能性があるのであれば、しっかりとこれに限らず取り組むように要望します。