渡辺けんじろう|西宮市議会議員|保育士経験を市政に|日本維新の会|(わたなべけんじろう)

学習塾講師など民間企業勤務や保育士を経て西宮市議会議員2期目です。

中堅・若手職員による庁内改革イニシアティブチーム

庁内改革イニシアティブチーム
中堅・若手職員による庁内横断型組織として立ち上げられ、DXの推進、組織の活性化や組織風土の改善など、持続可能な市役所体制の実現に向けて取り組むとあります。


【Q1】
チームの目的と進める改革の方向性について

〇様々な課題があるなか、解決のための優先順位をどのように判断するのか。
〇チームの設置期間は「目的を達成するまで」となっているが、どのような基準をもとに進捗や達成度を確認するのか。
〇改革が一時的なものにならないよう、継続的に改善していく仕組みをどのように作るのか。


【A1】
「庁内改革イニシアティブチーム」(以下「チーム」といいます。)は、少子高齢化やデジタル化など社会環境の急激な変化が進む中、本市が将来にわたって健全な組織運営と市民サービスを持続するための庁内横断かつ中長期的な庁内改革方針の検討を目的として設置したものです。

議員ご指摘のとおり、健全な組織運営や市民サービスの維持に向け様々な課題が想定されるところ、チームにおいてアンケートやヒアリングなどを行った結果、変革やチャレンジを促進する組織風土の醸成が重要であることが判明したため、まずは、詳細な現状分析や改革案の検討などを進めることとしております。

また、改革案の策定に当たり成果指標を設定することで、各取組の進捗や達成度などをしっかりと確認するとともに、試行、評価及び改善のサイクルを繰り返し、トライ・アンド・エラーが適切に評価されるようにすることで、各取組が継続しやすい仕組みづくりを進めてまいります。


【Q2】
実際に現場で働く職員の意見やアイデアを取り入れることが、より良い庁内改革につながると考えます。
〇若手・中堅職員の意見をどのように反映するのか。
〇職員のやる気や成長につなげる仕組みとするためには、成果を出した職員、成果につながらなくてもチャレンジした職員に処遇と評価が反映されることが必要と考えるが見解は。


【A2】
本市においても、実際に現場で働く職員の意見やアイデアを取り入れることがよりよい庁内改革につながると認識しており、チームのメンバーを若手・中堅職員で構成し、将来を担う職員が中心となって改革案の検討を行うことができる仕組みとなっております。

これに加え、改革案を踏まえた各取組に当たっては庁内公募によるサブチームやモデル部署の設置なども想定しており、チームのメンバーに限らず若手・中堅職員が幅広く活躍できる仕組みにしたいと考えております。

また、こうした取組の成果やチャレンジが処遇や評価などに適切に反映される仕組みは、取組の継続性を高める点で非常に重要であることも認識しておりますので、今後、人事評価の見直しや職員表彰制度の充実などを行うことで、庁内改革の更なる加速化を実現してまいります。


【Q3】
今回のチームはデジタル推進部が中心です。
〇DX(デジタル・トランスフォーメーション)と庁内改革はどのように結びついているのか。
〇デジタル技術を活用して業務をより効率的にするために、具体的にどのような計画を進めていくのか。


【A3】
チームでは、デジタル推進部長・政策局参与のリーダーの下、デジタル推進部に限らず政策局、総務局及び財務局から広くメンバーを集っており、必ずしもデジタル推進部が中心で進めているものではございません。

他方、DXの推進においては、「D」のデジタル以上に「X」の変革が重要であり、デジタル技術の導入だけでなく、それに合わせた業務の変革も不可欠であると認識しており、そうした変革やチャレンジが受け入れられる組織風土の構築が喫緊の課題であると考えております。

また、チームの活動は今まさに始まったところであり、議員ご指摘の「デジタル技術を活用した業務の効率化に向けた計画」について、具体的にお答えすることは困難ですが、チームによる現状分析の結果などを踏まえて適切に検討してまいります。