本日は西宮市立中学校の入学式。昨日は小学校の入学式。私が保育士のときに担任をしていた子ども達が入学するということで生瀬小学校の入学式に参列させていただきました。0歳児のときにだっこしたことがある子どもが小学生になって元気に入場してくる姿を見ると、目がうるうるしてしまいますね。
さて本題。
今回は入学式と関連してなのか学校について。学校施設のトイレの洋式化は国や県平均よりも遅れていますがどうするんですか?というやり取りです。
文教住宅都市としながらも学校施設の整備でおくれをとっているのであれば、期待して西宮市を住居地として選んだ人をがっかりさせることになりますよね。
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学校施設のトイレ環境改善事業
令和7年度で築30年以上校舎への対応が完了予定です。それでも、本市の学校における便器の洋式化率は令和7年度末で65.2%の見込みであり、全国平均や兵庫県平均よりも低い数値となっています。
【Q】
令和8年度以降は環境改善をどのように進めていくのか。
【A】
学校施設のトイレ環境改善事業として、令和3年度から、当面、改築や大規模な改修計画のない築30年以上の学校施設のトイレを中心に、床の乾式化、便器の洋式化、小便器の自動洗浄センサーの設置など、簡易改修に取り組んでまいりました。令和7年度も、同様の取組を進め、小学校6校27か所、中学校6校22か所で簡易改修を実施する予定です。これにより、学校における便器の洋式化率は、令和7年度末に65.2%になる見込みです。
しかしながら、文部科学省が公表した令和5年度の資料によると、この数値は全国平均68.3%に対して3.1%、兵庫県平均73.5%に対して8.3%下回り、日々寄せられる関係者からの要望や、全国自治体の6割が洋式化率90%以上を目指している現状を鑑みると、洋式化は大きな課題であると考えております。
ご質問にありますとおり、簡易改修の対象となる築30年以上のトイレは令和7年度中に対策を終え、令和8年度以降は比較的新しい校舎のトイレを対象とする予定であるため、低費用で効率性の良い方法で環境改善を進めることを検討しております。
【Q】
床からの匂いについて、改修までの期間の短期的な対策として、日々の清掃で対応できる点があることから各学校における対応を徹底すべきと考えるが見解は。
【A】
トイレの臭いに対する苦情も多く寄せられており、大きな課題であると考えております。
抜本的な臭い対策としましては、床のドライ化や排水管等の改修が有効ですが、日常的な対策としては、児童生徒による清掃に加え、業者による定期清掃や特別清掃も行っております。
ご質問にありますとおり、トイレ環境を改善するためには、改修を進めるだけではなく、日頃から適切に清掃する必要があるため、清掃の具体的な方法や重要性について、学校へ周知徹底してまいります。