渡辺けんじろう|西宮市議会議員|保育士経験を市政に|日本維新の会|(わたなべけんじろう)

学習塾講師など民間企業勤務や保育士を経て西宮市議会議員2期目です。

市長選挙の目玉公約。取組状況の自己採点は何点?~乳幼児・こども医療費助成制度~

市長選挙の公約である「18歳までの乳幼児・こども医療費助成制度完全無償化」ですが、現時点で完全無償化までは未達ですが、2期目の任期がはじまり一部拡充されていることから取組状況について自己採点というかたちで見解を求めました。

 



それでは本題
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〇乳幼児・こども医療費助成制度

「医療費助成制度を拡充し、1歳から高校生世代までの入院に係る医療費を無償化」とのことですが、通院については「実現に向けて、財政状況の改善などに努め」とあります。

9月定例会決算認定の討論にて、市長選挙の公約である18歳、高校生までの医療費完全無償化は

・「誰が当選しても実現が求められる優先度が高いもの」

・令和8年度石井市長が予算を執行する立場でない可能性もあることから、

「来年度予算に反映させることができなければ、4年間で子供医療費完全無償化の恩恵を受ける市民はいない、公約を果たしていない」

・「公約を完全に実現できないのであれば、来年度予算案と共にそれについてしっかり説明もすべき」

と3点指摘しました。2期目就任して早い時期に一部拡充したことについては評価します。


【Q】

完全実施ができていないことについては公約不達成という認識で間違いないか。
また、
一部の拡充に取り組んだことも含めて自己採点では何点か。


【A】

「18歳までの医療費の無償化」の実現に向けましては、令和5年1月にこども医療費助成制度を拡大し、小学4年生から中学3年生の所得制限を撤廃し、新たに高校生世代を助成対象としたしました。

この拡大により、世帯の所得や年齢により助成内容が異なるものの、18歳までのすべての子供を対象に医療費の助成を実施しているところです。

さらに、令和7年7月からは、18歳までの子供の入院医療費を無償化する予定であり、公約の実現に向けて段階的に進めてきたところであり、満点とは言えないものの18歳までのすべての子供を助成対象とするなど、一定程度達成できたと考えており、自己採点するとおこがましいですが










約70点
かと考えております。
このため、公約未達成であるかと問われると










完全な達成はできていないものの完全に未達成でもない
というところでもあります。

頑張って取組を進めたい一方で、財政構造改善の取組の中でもあることを考慮すると、簡単ではない状況でありますが、さまざまな取組を含めた財政運営の中で、引き続き財政状況の改善を努めるとともに、子ども医療費の無償化の施策、さらに前進・実現に向けて、令和7年度中に今後とも取組を進めてまいります。


【意見】
公約の達成度について
「一定達成できたと考えており、自己採点では約70点かと考えております」
「完全な達成はできてないものの完全に未達成でもない」
とのことでした。

「さらに前進・実現に向けて、令和7年度中に今後とも取組を進めてまいります」とのことですが、先ほど伝えたように、令和8年度石井市長が予算を執行する立場でない可能性もあることから、次の市長に判断をゆだねるべきです。もしくは3期目に当選してから改めて実現させてください。