選挙が近くなると、いろいろな新人の方のチラシを見ますが、中には非現実的な提案があります。政党に所属しているのであれば、現職の人が指導すべきだと思います。
その1つが議員定数の削減です。私は1人減らすために、2年間小さいところから取り組んできましたが、反対する議員から会議や議場で集中攻撃を浴びました。それでも残念ながら、減らすことはできませんでした。そんな私からすれば、4年間で議員定数を10人減らすことは無理です。
現職議員はするかどうかわからない「〇〇をします!」よりも、何をしたかが重要だと思います。多くの有権者がそこに目を向ければ、政治は良くなると思います。議員1人に4年間で5,000万円以上の税金が使われています。投票しようと思っている候補者がいたら、せめてインターネットで検索くらいしましょう。自分の5,000万円だったら慎重に使途を検討するでしょう。
誰を選ぶにしろ、投票した候補者がHPすらなく、議会で何を成し遂げたかを説明してない、もしくは、どんな政策や主張なのかもわからない人でないことを願います。
政務活動費は多いor少ない?必要or不必要?
公開されている各議員の政務活動費の報告書・領収書
使途の一例として視察があります。私はかつて、一般質問でとりあげるために、別府市の「おくやみコーナー」の視察へ行きました。親族が亡くなったときの手続きが複雑で時間がかかったという市民の声がきっかけです。費用ですが、日帰りなので、往復交通費約40,000円です。一般質問で取り上げたことにより、書類フォーマットの共通化など手続きにかかる時間短縮に向けて検討がスタートしました。
西宮市の死亡届数は4,099件、住民異動処理(死亡)3,998件なので、約4,000件とします。仮に1件につき30分改善されれば、単純計算、議会側の費用として1人あたりの30分という時間が10円で改善されることになります(実際には職員の作業等にかかった時間の人件費は必要)。
スカイプなどweb上で会議をすることができますが、提案することに税金が使われる以上、実際に現地を見て話しを聞いて西宮市に必要かどうか判断すべきです。そういう意味で視察は有効だと思います。
自主的に議員報酬を削減
市の事業を見直すことで、廃止・縮小すれば、その事業を利用している人にとってはサービスの削減、つまり、負担を強いることになります。市役所や市民にだけ負担を求めて、議員が何も負担をしないことは違うと思い、議員定数・報酬削減の条例も議会に提出しましたが、反対多数で否決されました。
議会が反対しても、自分の報酬を市に返還できればよいのですが、法律により返還することができません。そのため、政務活動費から支出できる費用を、政務活動費の代わりに報酬から支出することで自主的に報酬を削減してきました。
政務活動費を使わないことに対して、肯定的な意見や、使っても成果を出してくれればという意見をいただきます。また、「使わない」=「活動してない」みたいな認識の議員もいます。政務活動費を使わないことがわかりにくいということで、議員報酬の一部を他市に寄付している議員もいます。自分の懐にいれないという観点では、これも1つの方法でしょう。
一方、ある議員さんは、「昼食は市役所の食堂でなく、外の飲食店で食べる方が市の経済にとってプラスになるから外で食べる」と言っていました。たしかに、西宮の議員である限り、西宮市のことを一番に考えるべきなので、報酬の原資が税金である以上、西宮市のために使うという考え方もありだと思います。
政務活動費は使われなかった額が市に返還されるため、政務活動費で支出できる費用を報酬で代替えすることで、その分の政務活動費を西宮市に返還する方が西宮市の財政にプラスになるので、最初の4年間は聞こえよりも実をとりました。
実際、自腹で活動しても、私の議会提案により、億近い歳出削減や具体的な待機児童対策など複数が実現しています。待機児童対策については実際の難しさを重々知っているので気軽に「解消します」言えないのは心苦しいです。
これまでの議会活動の実績を公開しています。「使わなくても成果を出している」なのか「使ってないからこれだけしか成果を出せていない」かどちらなのか、実績・成果でご判断ください。
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これまでの実績・成果