議会運営委員会のご報告です。議題はいろいろありましたが、会派として提案した
議員定数の削減
前回の委員会で、
「幾ら議論を尽くしても一致することはできないのではないか」
「もうこの場での議論は終止符を打って良いのではないか」
との意見もあったため、委員会での協議はいったん終了して、今後は議員提出議案に向けて取り組みを進めていきます。
120万円相当の美術作品
市の固定資産一覧表を確認していて気づいたのですが、市議会に評価価格で120万円~50万円の書画(分類上)が6点合計430万円相当分記載されています。どこにあるのか調べてみたところ、うち3点が倉庫に眠っていることがわかり、財政構造改善の観点からストックしたままにしておくのであれば有効活用できないかという趣旨で質疑しました。
① 固定資産一覧表に資産として物品(書画)が6点あるが、この6点はどのように管理されているのか。
→
固定資産一覧表に掲載の6点については、いずれも西宮市民文化賞および兵庫県文化賞を受賞された伊藤慶之助氏の作品であり、昭和61年および昭和63年に大谷記念美術館より西宮市議会に対して寄付が行われたものであります。このうちの3点は現在4階の倉庫にて保管されており、残りの3点につきましては、議会棟内にそれぞれ展示されております。
② 3点が倉庫に保管されているとのことだが、いつからか。
→
3点については、かつて議会棟内に設置していたようですが、過去の資料が残っておらず、どういった経緯で倉庫に移されることとなったかは確認が出来ませんでした。
③ 売却不可資産となっているが、理由は。
→
大谷記念美術館に確認したところ、ご遺族の方と美術館の間にて覚書が締結されております。売却するにあたっては条件があり、作者である伊藤慶之助氏の作品購入のため、もしくは作品の修復費用確保などの目的に限り売却することができる旨の合意がなされております。 市議会に寄付を受けている作品ではありますが、ご遺族と美術館の覚書の意志は尊重すべきものであると考えており、売却不可資産として位置付けております。
④ 売却できないのであれば、もともとご遺族と大谷記念美術館の間で覚書が締結されていることからも、大谷記念美術館が本来所有すべきであり、美術館に返却すべきではないか。
→
大谷記念美術館に返却できるかどうかを確認しましたが、お受けいただけないとの回答でした。
大谷記念美術館は自分達ではいらないものを議会に渡したということですかね…
⑤ 売却できないのであれば、多くの人の目に触れる場所にあるべきである。議会棟は多くの人の目に触れる場所ではない。したがって議会棟以外に公民館や学校園など設置できる場所を探して設置すべきと考えるが見解は。
→
今回の6点の絵画については、昭和61年および昭和63年に寄付採納の手続きを経て、現在市議会の備品として登録しております。ご提案いただいたとおり、絵画が多くの市民の目に触れる場所に設置されることが望ましいことではありますが、市議会の所有財産であることから、他の場所への設置は、市議会が管理責任を負うことから難しいと考えます。まずは、議会棟内で目に触れるよう、設置可能な場所や一定の期間で絵画をローテーションするなど、展示方法について正副議長にご相談の上で検討したいと思います。
⑥ ローテーションで設置するとなると業務が増えるので、そういったことはしてほしくないですし、 より多くの目にふれることこそ美術品のあるべき姿だと思いますので、所管替えも含めて設置場所を探していただきたいのですがいかがでしょうか。
→
検討します
いまや西宮市の負の遺産ともいえるリゾ鳴尾浜も設立当時の覚書が圧倒的に市側が不利な内容でした。今回も寄付の際の覚書が原因でこのような事態が発生しています。今後同様の事態の際には将来を見据えて市に不利がない内容にする必要があります。
※120万円の絵画は倉庫にあるため、これは議会棟に飾られている別の絵画です。
議員定数の削減
前回の委員会で、
「幾ら議論を尽くしても一致することはできないのではないか」
「もうこの場での議論は終止符を打って良いのではないか」
との意見もあったため、委員会での協議はいったん終了して、今後は議員提出議案に向けて取り組みを進めていきます。
120万円相当の美術作品
市の固定資産一覧表を確認していて気づいたのですが、市議会に評価価格で120万円~50万円の書画(分類上)が6点合計430万円相当分記載されています。どこにあるのか調べてみたところ、うち3点が倉庫に眠っていることがわかり、財政構造改善の観点からストックしたままにしておくのであれば有効活用できないかという趣旨で質疑しました。
① 固定資産一覧表に資産として物品(書画)が6点あるが、この6点はどのように管理されているのか。
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固定資産一覧表に掲載の6点については、いずれも西宮市民文化賞および兵庫県文化賞を受賞された伊藤慶之助氏の作品であり、昭和61年および昭和63年に大谷記念美術館より西宮市議会に対して寄付が行われたものであります。このうちの3点は現在4階の倉庫にて保管されており、残りの3点につきましては、議会棟内にそれぞれ展示されております。
② 3点が倉庫に保管されているとのことだが、いつからか。
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3点については、かつて議会棟内に設置していたようですが、過去の資料が残っておらず、どういった経緯で倉庫に移されることとなったかは確認が出来ませんでした。
③ 売却不可資産となっているが、理由は。
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大谷記念美術館に確認したところ、ご遺族の方と美術館の間にて覚書が締結されております。売却するにあたっては条件があり、作者である伊藤慶之助氏の作品購入のため、もしくは作品の修復費用確保などの目的に限り売却することができる旨の合意がなされております。 市議会に寄付を受けている作品ではありますが、ご遺族と美術館の覚書の意志は尊重すべきものであると考えており、売却不可資産として位置付けております。
④ 売却できないのであれば、もともとご遺族と大谷記念美術館の間で覚書が締結されていることからも、大谷記念美術館が本来所有すべきであり、美術館に返却すべきではないか。
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大谷記念美術館に返却できるかどうかを確認しましたが、お受けいただけないとの回答でした。
大谷記念美術館は自分達ではいらないものを議会に渡したということですかね…
⑤ 売却できないのであれば、多くの人の目に触れる場所にあるべきである。議会棟は多くの人の目に触れる場所ではない。したがって議会棟以外に公民館や学校園など設置できる場所を探して設置すべきと考えるが見解は。
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今回の6点の絵画については、昭和61年および昭和63年に寄付採納の手続きを経て、現在市議会の備品として登録しております。ご提案いただいたとおり、絵画が多くの市民の目に触れる場所に設置されることが望ましいことではありますが、市議会の所有財産であることから、他の場所への設置は、市議会が管理責任を負うことから難しいと考えます。まずは、議会棟内で目に触れるよう、設置可能な場所や一定の期間で絵画をローテーションするなど、展示方法について正副議長にご相談の上で検討したいと思います。
⑥ ローテーションで設置するとなると業務が増えるので、そういったことはしてほしくないですし、 より多くの目にふれることこそ美術品のあるべき姿だと思いますので、所管替えも含めて設置場所を探していただきたいのですがいかがでしょうか。
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検討します
いまや西宮市の負の遺産ともいえるリゾ鳴尾浜も設立当時の覚書が圧倒的に市側が不利な内容でした。今回も寄付の際の覚書が原因でこのような事態が発生しています。今後同様の事態の際には将来を見据えて市に不利がない内容にする必要があります。
※120万円の絵画は倉庫にあるため、これは議会棟に飾られている別の絵画です。
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