一般質問の報告です。まずは市営住宅における不法駐車について。法律改正からまもなく30年。この問題に市が本格的に取組み始めたのがその15年後。いまだ解決されていません。
駐車場の利用料を支払っている他の市営住宅居住者や市民との公平性という観点から、一刻も早く駐車場を整備して使用料金を適切に徴収することで歳入増につなげるべきという提案です。
なお、正式な発言は後日作成される会議録をご確認ください。
令和11年度からの収支均衡に向けて単年度で40億円以上の収支改善を目指す西宮市財政構造改善基本方針(以後、基本方針)についてです。
〇歳入増の取組み
歳入増の取組の1つに市営住宅駐車場の契約率の向上があります。一方、上ヶ原七番町住宅において、駐車場が整備されていないにも関わらず敷地内の通路に駐車、つまり、市の敷地を無償で占拠している不法駐車を市は長年放置しています。
私は平成30年6月定例会においてこの状態の早期解消を求めました。
市営住宅における不適正な駐車について
その後、令和2年度包括外部監査結果報告書においても、
「市が許容すべきものではない」
「安全上も重大な問題である」
「他の市営住宅居住者や近隣住民は駐車場にかかる費用を負担しているにも関わらず、一部の住民が不法かつ無償で駐車している状態は市民の公平性を著しく阻害している」
といった厳しい指摘がされています。
その後、指摘された上ケ原八番町住宅では公園を廃止して駐車場が整備されました。昨年度は46台の契約で年間約640万円の使用料収入がありました。しかし、上ケ原七番町住宅では、現在も不法駐車が続きます。先日、私が現地を調査した際には60台以上の自動車を確認しました。
【質問】
不法駐車の解消、及び駐車場使用料を適切に徴収することで歳入増につなげるという観点から、敷地内の通路等に駐車場を整備すべきと考えるが、市の見解は?
【答弁】
市営住宅においては、平成8年の公営住宅法改正により、駐車場が市営住宅の共同施設として明確に位置付けられたため、それ以後に建設した市営住宅には駐車場を整備しております。しかしながら、上ケ原七番町住宅や上ケ原八番町住宅は、法改正以前に建設されたため、駐車場が整備されておらず、議員ご指摘の通り、通路等への不正駐車が散見される状況でした。
こうした状況を改善するため、上ケ原八番町住宅につきましては、令和3年度に市営住宅内の公園を廃止し、駐車場として再整備することで、不正駐車対策を行うことができました。一方、上ケ原七番町住宅につきましては、住宅敷地内に駐車場を整備するための十分なスペースの確保が困難であることから、まず、令和4年度より、車庫法の規定により確保された本来の自動車の保管場所へ移動するよう啓発ビラを配布いたしました。併せて、不正駐車車両を排除するための車止めポールを順次設置しており、 引き続き行ってまいります。
さらに、今年度中に周辺の市営住宅用地を駐車場として整備し、また、住宅の出入りに支障をきたさない範囲で団地内通路へ駐車場枠を設置するなどの不正駐車対策を行い、駐車場契約による歳入増を図ってまいります。
【意見】
市は公営住宅法が改正された1996年から15年後の2011年になってやっとこの住宅の不法駐車問題に取り組んでいます。
・初動対応が遅い
・不法状態に対する市の弱腰な姿勢
・本来徴収すべき使用料収入を失っている
これらは看過できません。
「団地内通路への駐車場枠の設置などを今年度中に行い、歳入増も図ってまいります」という答弁通り、今年度中速やかにこの問題を決着させてください。
駐車場の利用料を支払っている他の市営住宅居住者や市民との公平性という観点から、一刻も早く駐車場を整備して使用料金を適切に徴収することで歳入増につなげるべきという提案です。
なお、正式な発言は後日作成される会議録をご確認ください。
令和11年度からの収支均衡に向けて単年度で40億円以上の収支改善を目指す西宮市財政構造改善基本方針(以後、基本方針)についてです。
〇歳入増の取組み
歳入増の取組の1つに市営住宅駐車場の契約率の向上があります。一方、上ヶ原七番町住宅において、駐車場が整備されていないにも関わらず敷地内の通路に駐車、つまり、市の敷地を無償で占拠している不法駐車を市は長年放置しています。
私は平成30年6月定例会においてこの状態の早期解消を求めました。
市営住宅における不適正な駐車について
その後、令和2年度包括外部監査結果報告書においても、
「市が許容すべきものではない」
「安全上も重大な問題である」
「他の市営住宅居住者や近隣住民は駐車場にかかる費用を負担しているにも関わらず、一部の住民が不法かつ無償で駐車している状態は市民の公平性を著しく阻害している」
といった厳しい指摘がされています。
その後、指摘された上ケ原八番町住宅では公園を廃止して駐車場が整備されました。昨年度は46台の契約で年間約640万円の使用料収入がありました。しかし、上ケ原七番町住宅では、現在も不法駐車が続きます。先日、私が現地を調査した際には60台以上の自動車を確認しました。
【質問】
不法駐車の解消、及び駐車場使用料を適切に徴収することで歳入増につなげるという観点から、敷地内の通路等に駐車場を整備すべきと考えるが、市の見解は?
【答弁】
市営住宅においては、平成8年の公営住宅法改正により、駐車場が市営住宅の共同施設として明確に位置付けられたため、それ以後に建設した市営住宅には駐車場を整備しております。しかしながら、上ケ原七番町住宅や上ケ原八番町住宅は、法改正以前に建設されたため、駐車場が整備されておらず、議員ご指摘の通り、通路等への不正駐車が散見される状況でした。
こうした状況を改善するため、上ケ原八番町住宅につきましては、令和3年度に市営住宅内の公園を廃止し、駐車場として再整備することで、不正駐車対策を行うことができました。一方、上ケ原七番町住宅につきましては、住宅敷地内に駐車場を整備するための十分なスペースの確保が困難であることから、まず、令和4年度より、車庫法の規定により確保された本来の自動車の保管場所へ移動するよう啓発ビラを配布いたしました。併せて、不正駐車車両を排除するための車止めポールを順次設置しており、 引き続き行ってまいります。
さらに、今年度中に周辺の市営住宅用地を駐車場として整備し、また、住宅の出入りに支障をきたさない範囲で団地内通路へ駐車場枠を設置するなどの不正駐車対策を行い、駐車場契約による歳入増を図ってまいります。
【意見】
市は公営住宅法が改正された1996年から15年後の2011年になってやっとこの住宅の不法駐車問題に取り組んでいます。
・初動対応が遅い
・不法状態に対する市の弱腰な姿勢
・本来徴収すべき使用料収入を失っている
これらは看過できません。
「団地内通路への駐車場枠の設置などを今年度中に行い、歳入増も図ってまいります」という答弁通り、今年度中速やかにこの問題を決着させてください。
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