できる範囲でできることをということで、日本維新の会 西宮市議団としてまずは石川県へ。
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では本題。一般質問のご報告最終回です。

「西宮市財政構造改善基本方針」詳細な項目がこの時点では示されないことを前提として、石井市長にについての考え方を確認しました。このような財政状況を招いたにも関わらず、続投宣言にも聞こえましたが・・・

原稿がありませんので、要旨のみです。正確な発言は後日作成される会議録で確認ください。

【Q】
・基本方針では、今後の財政収支見通しを踏まえ、早期に実質単年度収支の均衡を保つことが目標
・単年度で40億円以上の収支改善を目指す
・令和6年度から10年度までの5か年の期間
・市長は40億円のうち20億円以上を人件費抑制で、職員200人の削減が目安と表明

市長自身で5年という期間、責任を持って収支改善を成し遂げる決意があるか。

【A】
はい。


【Q】
・これまで市長が就任してからの(新年度予算編成に関わった)4回の決算が、
〇令和元年度 →財政基金53億円とりくずし、一般会計単年度収支赤字
〇令和2年度  →⼟地開発公社への貸付⾦55億550万円の償還があり、差し引くと実質的には赤字
〇令和3年度  →コロナ禍の影響により、国県支出金の超過交付額が多額におよんだこと、地方交付税が手厚く交付されたことによる黒字(外的要因による黒字)
〇令和4年度  →財政調整基金21億円を取り崩して実質収支が5億円 
 単年度収支は一般会計で約48億円の赤字
〇令和5年度  →12月補正時点では、実に128億5100万円もの基金取り崩しが前提

これまで議会から人件費率の高さ、経常収支比率の高さなど様々な指摘を受けながらこのような状況になっていることから、実現できるのか信じがたい。

基本方針の5年間という期間において、前半、後半ということであれば、市長選挙が令和7年度のおわり、令和8年3月に実施されることから、2年と3年となる。ここに至る過程を踏まえると、前半の2年間で達成の見込みがないのであれば、後半の3年間でも達成できないと思わざるをえない。そうなれば、市民のためにならないので、次の市長選挙に挑戦せずに身を引く。つまり、進退をかけて取り組むべきではないか。

【A】
市民の判断が当然一番大きい。それを踏まえて乗り越える。その中で財政構造改善をしていく。


【Q】
市民の判断のためには判断材料が必要だが、基本方針の進捗と見通しについて毎年度毎にを示すべきではないか。

【A】大切なことだと思う。
→とは言いながら、年度毎に進捗を示すことについては明言されませんでした。


その後の総務常任委員会で、第一弾について2月定例会が始まる前までに示すべきという観点から質疑をして、現在はその方向で動いています。