昨日は市役所での仕事はじめ。その後、県庁へ行って政治団体の収支報告書を提出。来年からはオンラインで提出しようと思います。
昨年に続いて一般質問のご報告です。今施設総量を減らす計画だったけど、実は増えていたという内容です。当時のブログには、「既存の施設はそのまま残して、終わってみれば、新しい施設が増えただけということはないようにしないといけません。」と締めくくっていたのですが、まさか、その通りになってしまいました・・・
施設を一度建設すると、人件費や修繕費など建設費以上の費用が発生します。当初の計画と異なるのであれば、改めて見直すべきではないかとという内容です。以下はやりとりのメモです。正式な発言は後日、作成される会議録をご確認ください。
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平成28年2月の教育こども常任員会等における所管事務報告「香櫨園小学校区における待機児童対策と市民集会施設の配置について」では、育成センター、保育所の待機児童対策などの課題を解決するために、新しい施設建設と現施設の用途変更を含めた市民集会施設の機能集約が示されました。 その後、平成29年5月に、対象施設である市庭市民館は存続、平屋建て替え、香櫨園市民館分館は存続という方針が示されました。その時点では市民集会施設の面積自体は減少する見込みでした。
その後、夙東市民館は、保育所として見込める受け入れ枠拡大に対して改修費用が高額なため、用途変更されず、建石保育所と合築された施設であることから、現在も市民集会施設として存続しています。その結果、総面積は減らないどころか、逆に市民集会施設の面積は増加しています。
資料は施設ごとの当時の方針及び、現状を記載しています。 そもそも保育所への用途変更という前提が変わった時点で市民集会施設の配置計画を見直すべきでした。
【質問】
公共施設マネジメントの観点 ・「基本方針」に「施設総量の縮減」と示されていることから、 夙東市民館分の面積を別の施設で減らすなど、香櫨園地区における市民集会施設の在り方を改めて見直すべきであると考えるが市の見解は?
【答弁】
市庭市民館、香櫨園市民館分館などの市民集会施設につきましては、地域活動の場として必要な施設であることから、老朽化による建替えの際には床面積を縮小するほか、平屋とするなどコスト削減を図りつつ、地区市民館として維持する方針であり、平成29年5月に議会にご報告したところです。
また、夙東市民館につきましては建石保育所への用途変更を検討しておりましたが、用途変更に係る改修費用が、見込める受入枠拡大に対して高額になることが判明したため地区市民館として引き続き活用することとし、平成30年8月に民生常任委員会において所管事務報告をいたしました。こうした事情を踏まえ、令和4年3月に策定した「西宮市建築系公共施設個別施設計画」では中期的な対応方針として夙東市民館については地区市民館としての機能を維持することとしております。
香櫨園地区の施設整備につきましては、コスト面の課題や地域との協議等を踏まえて、当初の予定と異なり施設面積が増えることとなりました。しかしながら市全体での「施設総量の縮減」の方針は維持しており、市民集会施設におきましても建替時のスケールダウンなどによって施設面積の削減に努めるほか、市民集会施設全体のあり方についても検討してまいります。
【質問】
香櫨園市民センターですが、香櫨園市民館が育成センターに、夙東市民館が保育所に用途変更されることによって市民集会施設の面積が減少することへの対応として整備したという認識でよろしいでしょうか。
【答弁】
香櫨園市民センターは、ご指摘のとおり香櫨園小学校区内における育成センター待機児童対策、保育所待機児童対策と併せて、公共施設マネジメントの観点から市民集会施設の集約化・再配置を目的として、川西町の旧藤本邸の活用方策として整備したものです。
【質問】
それであれば、市民センターができる時点で夙東市民館を用途変更する市民集会施設としてなくすための地域対応もできているということですよね。H28の所管事務報告の資料によると、香櫨園小学校区は全小学校区の中で市民集会施設の数は最多となっています。夙東市民館自体は保育所と併設しているので、市民館だけ施設面積を減らすことは難しいでしょうが、保育所への用途変更という方針が変わったのであれば、公共施設マネジメントの観点からもその時点で地区内の別の施設面積を減らす、地区内できないのであれば地区外で施設面積を減らすべきと考えます。
答弁では、「市民集会施設におきましても建替時のスケール―ダウンなどによって施設面積の削減に努めるほか、市民集会施設全体のあり方についても検討してまいります」とのことですが、前半部分は、令和4年の西宮市建築系公共施設個別施設計画に示された内容ですが、後半部分は、今回の基本方針を踏まえて、当時の計画から更に施設面積を縮減する方向で進めていくということでしょうか。
【答弁】
平成29年5月に所管事務報告しました「地域における施設の総合的有効活用方針」に基づき、地域における施設の規模及び維持管理の最適化に努めているところです。 一方で、本市の厳しい財政状況や施設の老朽化等を踏まえ、市民集会施設につきましては、地域コミュニティの活性化や地域課題の解決につながる有効な利用を促進するとともに、他の公共施設と同様、学校施設を含めた施設との複合化や集約化などの適正配置、維持管理の効率化などについて検討する必要があるものと考えております。
【意見・要望】
「検討する必要があるものと考えて」いるとの答弁でしたが、平成29年5月に「地域における施設の総合的有効活用方針」が示されてから、令和4年の西宮市建築系公共施設個別施設計画まで5年間かかっています。検討に5年もかかれば、基本方針の期間は終わりますので、速やかに適正配置及び維持管理の効率化について検討及び着手していただくようお願いします。
昨年に続いて一般質問のご報告です。今施設総量を減らす計画だったけど、実は増えていたという内容です。当時のブログには、「既存の施設はそのまま残して、終わってみれば、新しい施設が増えただけということはないようにしないといけません。」と締めくくっていたのですが、まさか、その通りになってしまいました・・・
施設を一度建設すると、人件費や修繕費など建設費以上の費用が発生します。当初の計画と異なるのであれば、改めて見直すべきではないかとという内容です。以下はやりとりのメモです。正式な発言は後日、作成される会議録をご確認ください。
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平成28年2月の教育こども常任員会等における所管事務報告「香櫨園小学校区における待機児童対策と市民集会施設の配置について」では、育成センター、保育所の待機児童対策などの課題を解決するために、新しい施設建設と現施設の用途変更を含めた市民集会施設の機能集約が示されました。 その後、平成29年5月に、対象施設である市庭市民館は存続、平屋建て替え、香櫨園市民館分館は存続という方針が示されました。その時点では市民集会施設の面積自体は減少する見込みでした。
その後、夙東市民館は、保育所として見込める受け入れ枠拡大に対して改修費用が高額なため、用途変更されず、建石保育所と合築された施設であることから、現在も市民集会施設として存続しています。その結果、総面積は減らないどころか、逆に市民集会施設の面積は増加しています。
資料は施設ごとの当時の方針及び、現状を記載しています。 そもそも保育所への用途変更という前提が変わった時点で市民集会施設の配置計画を見直すべきでした。
【質問】
公共施設マネジメントの観点 ・「基本方針」に「施設総量の縮減」と示されていることから、 夙東市民館分の面積を別の施設で減らすなど、香櫨園地区における市民集会施設の在り方を改めて見直すべきであると考えるが市の見解は?
【答弁】
市庭市民館、香櫨園市民館分館などの市民集会施設につきましては、地域活動の場として必要な施設であることから、老朽化による建替えの際には床面積を縮小するほか、平屋とするなどコスト削減を図りつつ、地区市民館として維持する方針であり、平成29年5月に議会にご報告したところです。
また、夙東市民館につきましては建石保育所への用途変更を検討しておりましたが、用途変更に係る改修費用が、見込める受入枠拡大に対して高額になることが判明したため地区市民館として引き続き活用することとし、平成30年8月に民生常任委員会において所管事務報告をいたしました。こうした事情を踏まえ、令和4年3月に策定した「西宮市建築系公共施設個別施設計画」では中期的な対応方針として夙東市民館については地区市民館としての機能を維持することとしております。
香櫨園地区の施設整備につきましては、コスト面の課題や地域との協議等を踏まえて、当初の予定と異なり施設面積が増えることとなりました。しかしながら市全体での「施設総量の縮減」の方針は維持しており、市民集会施設におきましても建替時のスケールダウンなどによって施設面積の削減に努めるほか、市民集会施設全体のあり方についても検討してまいります。
【質問】
香櫨園市民センターですが、香櫨園市民館が育成センターに、夙東市民館が保育所に用途変更されることによって市民集会施設の面積が減少することへの対応として整備したという認識でよろしいでしょうか。
【答弁】
香櫨園市民センターは、ご指摘のとおり香櫨園小学校区内における育成センター待機児童対策、保育所待機児童対策と併せて、公共施設マネジメントの観点から市民集会施設の集約化・再配置を目的として、川西町の旧藤本邸の活用方策として整備したものです。
【質問】
それであれば、市民センターができる時点で夙東市民館を用途変更する市民集会施設としてなくすための地域対応もできているということですよね。H28の所管事務報告の資料によると、香櫨園小学校区は全小学校区の中で市民集会施設の数は最多となっています。夙東市民館自体は保育所と併設しているので、市民館だけ施設面積を減らすことは難しいでしょうが、保育所への用途変更という方針が変わったのであれば、公共施設マネジメントの観点からもその時点で地区内の別の施設面積を減らす、地区内できないのであれば地区外で施設面積を減らすべきと考えます。
答弁では、「市民集会施設におきましても建替時のスケール―ダウンなどによって施設面積の削減に努めるほか、市民集会施設全体のあり方についても検討してまいります」とのことですが、前半部分は、令和4年の西宮市建築系公共施設個別施設計画に示された内容ですが、後半部分は、今回の基本方針を踏まえて、当時の計画から更に施設面積を縮減する方向で進めていくということでしょうか。
【答弁】
平成29年5月に所管事務報告しました「地域における施設の総合的有効活用方針」に基づき、地域における施設の規模及び維持管理の最適化に努めているところです。 一方で、本市の厳しい財政状況や施設の老朽化等を踏まえ、市民集会施設につきましては、地域コミュニティの活性化や地域課題の解決につながる有効な利用を促進するとともに、他の公共施設と同様、学校施設を含めた施設との複合化や集約化などの適正配置、維持管理の効率化などについて検討する必要があるものと考えております。
【意見・要望】
「検討する必要があるものと考えて」いるとの答弁でしたが、平成29年5月に「地域における施設の総合的有効活用方針」が示されてから、令和4年の西宮市建築系公共施設個別施設計画まで5年間かかっています。検討に5年もかかれば、基本方針の期間は終わりますので、速やかに適正配置及び維持管理の効率化について検討及び着手していただくようお願いします。
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