実際の古戦場跡地には行ったことがあり、レンタサイクルを馬に見立てて走り回ったことはあったのですが、ずっと気になっていたもう1つの関ケ原。先日、たまたま近くを通ったので、ついに参戦。長宗我部が吉川のせいで動けないといった大河ドラマのワンシーンをリアルに感じることができるなど、思っていた以上の名所でした!家康の人形の前に何が置いてあるかはスルーしてください。

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さて本題。利用率10%。自分達で決めた目標に遠く及びません。そんな施策もうやめたら?という話です。以下は当日のやりとりのメモです。正式な発言は後日作成される会議録でご確認ください。

この施策は
〇令和2年の市政モニター制度によるアンケート調査では
・よく利用している2.4%
・時々利用している14.5%
利用しているの合計が16.9%
・知っているが利用していない 44.9%
・あるのを知らなかった 36.9%

令和4年の市民意識調査では
・よく利用している 1.2%
・時々利用している 8.8%
利用しているの合計が10%
・知っているが利用していない 38.7%
・あるのを知らなかった 42.9%
という結果です。そして、市が事務事業評価で設定した目標数値30%に到底及んでいません。

その施策は・・・ 「フロムにしのみや」です。

「フロムにしのみや」は、市の施策や事業、市民生活に関わる情報を発信する映像番組で、ケーブルテレビ会社によって制作、放送されています。また、災害時には緊急情報の発信手段としても不可欠であると事務事業評価結果報告書に記載されていますが、果たしてそうなのでしょうか。

まず、広報としてですが、 視聴率が測定できません。そして、視聴者が番組を視聴後、紹介した場所を訪れたかなど、どのような行動につながったかといったアウトカムの効果測定もできません。私自身録画してほぼ毎週見ていますが、番組自体の完成度は高いため、放送されていれば視聴する市民はいるでしょう。しかし、なくなると生活が困るという市民がどのくらいいるでしょうか。

続いて災害時の情報発信ツールとしてですが、 市はケーブルテレビ会社との協定があり、災害時に緊急情報を発信するために、1日につき15分が4回の番組枠を必要と考えているようですが、そもそも、災害時に「フロムにしのみや」の番組枠の時間に、そのような情報発信をするということがHPにすら記載されていないことから、市がそのような役割を期待しているかどうかも疑問ですし、当然、そのような役割を担っていることを市民は知りようがありません。

現在、テレビ視聴は、タイムシフト(録画)で見る傾向が高くなっており、リアルタイムの放送時間を認知させることが難しくなっているという現状もあります。スマホやネットが主たる情報源になっていること、テレビのリアルタイム視聴の減少やテレビ離れとは言われますが、テレビが情報入手の手段として有効であることは言うまでもありません。だからといって、災害時にNHKや各民放でなく、この番組が放送される時間帯にわざわざチャンネルを合わせる市民がどれだけいるのでしょうか。

そして、「フロムしのみや」の制作、放送にいくら使われているかご存知でしょうか? 令和4年度決算では、2637万円です。合わせて、この施策に関連する業務が職員に発生します。


【質問】
以上のことから、現在の市の財政状況を踏まえて、「フロムにしのみや」の制作、放送をやめるべきと考えるが市の見解は?


【答弁】
本市では、「株式会社ベイ・コミュニケーションズ(以下ベイコムと言います)」の前身である「ケーブルビジョン西宮」の設立にあわせて広報課に映像分室を設置し、広報番組を自主制作しておりました。現在は、ベイコムに制作を委託している市広報番組「フロムにしのみや」において、市政情報や市内イベント報告、市の魅力発信に取り組んでいるところです。市が情報発信ツールとしてベイコムを活用している目的は
「平時には市の施策や事業、 市民生活にかかわる情報を発信すること」
「災害時には緊急情報を発信すること」
の2つの側面がございます。

一方で、議員ご指摘のように「フロムにしのみや」については、成果や費用対効果の説明において不十分な面があると認識しております。 今後、財政構造改善における事務事業の見直しを具体化していく中で、「フロムにしのみや」の取扱いについても整理してまいります。


【意見・要望】
フロムにしのみやについて 「災害時には緊急情報を発信する」という側面があるとのことでしたが、「災害時に!」と言えば聞こえが良いですが、阪神淡路大震災からまもなく30年となる中で、これまでそれだけの時間があったにも関わらず、自分達で設定した目標指数にすら遠く及んでいません。また、隣の尼崎市ではすでに広報番組をやめており、災害時の対応も番組がないことを前提に計画しています。

「「フロムにしのみや」の取扱いについても整理していく」との答弁でしたが、なくても困らない施策であることは明白であり、整理イコールやめる以外にありえないことは改めて指摘しておきます。 

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ここまでが議場での発言。

ちなみにgoo国語辞典によると、「整理」という言葉には次の4つの意味がありますが、この場合はどう考えても2の「無駄なもの、不要なものを処分すること」の意味しかありませんね。

1 乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること。「資料を—する」「気持ちの—がつく」「交通—」

2 無駄なもの、不要なものを処分すること。また、あとあと煩わしい問題が起こらないように処理すること。「人員を—する」「身辺を—する」

3 株式会社が支払不能・債務超過に陥るおそれまたはその疑いがあるとき、再建を目的として裁判所の監督の下に行われる手続き。商法に規定があったが、平成18年(2006)5月、会社法の施行に伴い、この制度は廃止された。

4 新聞編集において、原稿や写真などを取捨選択し、見出しを付け、紙面を構成すること。またその業務を行う部署。「編集局—部」