警報発令や地震発生の際、学校がどのような対応をするかといったことは学校のHPを見ればわかると思うかもしれませんが、学校によって、そうではないようで・・・
以下は当日のやりとりのメモです。正式な発言は後日作成される会議録でご確認ください。
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すべての市立学校園のHPにおいて、警報発令時や災害時の対応についてどのように記載されているかを確認しました。資料①は市立幼稚園13園、公立小学校40校、公立中学校19校、市立高校2校、支援学校、義務教育学校の対応についての広報をHP上で確認してまとめたものです。ご参照ください。
・すぐに確認できるかどうかという点では、
HPのトップページに災害時の対応へのリンクがある学校があれば、「在校生向け」や「保護者の皆様へ」の中にリンクがある学校もあります。一方、HP上に文書がない学校もあります。
・記載内容について、気象警報発令時と地震発生時の対応が記載されている学校があれば、気象警報発令時しか記載されていない学校もあります。
・登校後の対応について、校長が判断するとしか記載がない学校があれば、帰宅か学校待機かを校長が判断すると具体的に記載している学校もあります。
その他の特徴として、カラーを使いわかりやすくしている学校、育成センターに関する記載がある学校があります。
このように、同じ市立の学校園であっても、広報の仕方、記載の内容が統一されていませんでした。 年度当初に学校では印刷した文書を配布していますが、学校から持って帰る印刷物は様々です。また、警報発令や災害発生の時刻に保護者が勤務中であれば、勤務先において学校HPを検索して、対応を確認することになるでしょう。
緊急時の対応として、「ミマモルメで連絡します。学校への連絡は控えてください。」と記載している学校がありますが、学校現場は児童の安全が最優先です。しかし、HPにそういった記載がなければ、学校へ連絡する保護者がいるかもしれません。学校園の電話回線は各学校の生徒数に関わらず、概ね3回線しかありません。保護者からの電話で回線が全て使われると、教育委員会等からの緊急連絡など重要な連絡に対応できないだけでなく、電話に対応している間、子ども達から目が離れてしまいます。また、保護者にとってみれば、ミマモルメで連絡がある前に、勤務先を早退するなど、どのように行動するかを想定したいのではないでしょうか。
【質問】
保護者が必要とする情報をわかりやすく提供する、学校現場において児童の安全第一で対応できるようにするという観点から、気象警報発令時、地震発生時の対応について、全学校園においてHP上への文書掲載及び、文書の記載項目について一定の統一を図る必要があると考えるが教育委員会の見解は?
【答弁】
保護者に向けては、年度当初に警報発令時や災害時の登校についてまとめた通知を書面でお渡ししております。議員ご指摘のように、ホームページにその通知を掲載しているか、いないか、またホームページ上のどこに掲載しているかは各校園によって違いがあります。今後、ホームページに掲載するよう依頼するとともに、緊急時の措置がわかる共通のサイトバナーを設け、保護者が外出時などでも容易に確認できるよう整備していきます。また、内容については必須事項を精査し、掲載してもらうよう検討してまいります。
【意見・要望】
掲載内容について「必須事項を精査し、掲載してもらうよう検討していきます」とのご答弁でした。わかりやすく伝えることで保護者の安心、学校現場の負担軽減にもつながります。今は台風シーズンではありませんが、災害はいつ発生するかわかりません。早期の掲載をよろしくお願いいたします。
渡辺けんじろう公式サイト
以下は当日のやりとりのメモです。正式な発言は後日作成される会議録でご確認ください。
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すべての市立学校園のHPにおいて、警報発令時や災害時の対応についてどのように記載されているかを確認しました。資料①は市立幼稚園13園、公立小学校40校、公立中学校19校、市立高校2校、支援学校、義務教育学校の対応についての広報をHP上で確認してまとめたものです。ご参照ください。
・すぐに確認できるかどうかという点では、
HPのトップページに災害時の対応へのリンクがある学校があれば、「在校生向け」や「保護者の皆様へ」の中にリンクがある学校もあります。一方、HP上に文書がない学校もあります。
・記載内容について、気象警報発令時と地震発生時の対応が記載されている学校があれば、気象警報発令時しか記載されていない学校もあります。
・登校後の対応について、校長が判断するとしか記載がない学校があれば、帰宅か学校待機かを校長が判断すると具体的に記載している学校もあります。
その他の特徴として、カラーを使いわかりやすくしている学校、育成センターに関する記載がある学校があります。
このように、同じ市立の学校園であっても、広報の仕方、記載の内容が統一されていませんでした。 年度当初に学校では印刷した文書を配布していますが、学校から持って帰る印刷物は様々です。また、警報発令や災害発生の時刻に保護者が勤務中であれば、勤務先において学校HPを検索して、対応を確認することになるでしょう。
緊急時の対応として、「ミマモルメで連絡します。学校への連絡は控えてください。」と記載している学校がありますが、学校現場は児童の安全が最優先です。しかし、HPにそういった記載がなければ、学校へ連絡する保護者がいるかもしれません。学校園の電話回線は各学校の生徒数に関わらず、概ね3回線しかありません。保護者からの電話で回線が全て使われると、教育委員会等からの緊急連絡など重要な連絡に対応できないだけでなく、電話に対応している間、子ども達から目が離れてしまいます。また、保護者にとってみれば、ミマモルメで連絡がある前に、勤務先を早退するなど、どのように行動するかを想定したいのではないでしょうか。
【質問】
保護者が必要とする情報をわかりやすく提供する、学校現場において児童の安全第一で対応できるようにするという観点から、気象警報発令時、地震発生時の対応について、全学校園においてHP上への文書掲載及び、文書の記載項目について一定の統一を図る必要があると考えるが教育委員会の見解は?
【答弁】
保護者に向けては、年度当初に警報発令時や災害時の登校についてまとめた通知を書面でお渡ししております。議員ご指摘のように、ホームページにその通知を掲載しているか、いないか、またホームページ上のどこに掲載しているかは各校園によって違いがあります。今後、ホームページに掲載するよう依頼するとともに、緊急時の措置がわかる共通のサイトバナーを設け、保護者が外出時などでも容易に確認できるよう整備していきます。また、内容については必須事項を精査し、掲載してもらうよう検討してまいります。
【意見・要望】
掲載内容について「必須事項を精査し、掲載してもらうよう検討していきます」とのご答弁でした。わかりやすく伝えることで保護者の安心、学校現場の負担軽減にもつながります。今は台風シーズンではありませんが、災害はいつ発生するかわかりません。早期の掲載をよろしくお願いいたします。
渡辺けんじろう公式サイト
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