国基準より少ない救急車の配置。早急な配置計画を！ : 渡辺けんじろう西宮市議会議員

西宮市内における救急出動件数は平成24年21,037件でした。その後、新型コロナウィルスの影響で減少した年もありましたが、令和4年は26,468件（昨年比119％）と増加傾向です。

国が定める基準によると、西宮市の規模では稼働する救急車が13台必要となりますが、現有台数は11台です。

各消防署から救急車が現場に到着するまでの平均所要時間ですが、全国平均約8.9分（令和3年度）に対して、7.7分～9.8分と地域差があります。
西宮消防署7.7分
北夙川分署8.5分
鳴尾消防署7.6分
浜分署8.4分
瓦木消防署8.4分
甲東分署8.8分
北消防署9.8分
山口分署8.6分

出動が重なったりなど状況にもよるでしょうが、地域によって全国平均より時間がかかることからも、「救急件数増加→台数が少ない→到着に時間がかかる」ということがないよう、「救急車の配置計画作成→必要な台数を配置」することで、いざという時の安全・安心につなげる必要があります。