一般質問のご報告です。人間ドックの医療機関拡大について積極的な答弁がありました。この件について、これまで計3回一般質問でとりあげてきました。最初は何も変わらなそうな答弁でしたが、そこから少しずつ進めてやっとここまで来たかという感じです。
これまで、平成28年3月定例会、平成29年6月定例会の一般質問でもとりあげました。前回の一般質問の際、中央病院のドックの予約受付開始時期と議会だより発行時期が重なったこともあり、予約がとれなかったので、ぜひ医療機関を増やしてほしいというご意見を、議会だよりを読んだ市民の方からいただきました。
現在、西宮市立中央病院、西宮市医師会診療所健診部、北口保健福祉センター検診施設、高田上谷病院の計4か所で受診した場合、助成対象となります。
これまでの一般質問では、
〇内視鏡検査の需要が高くなっているが予約が取りづらい
〇内視鏡検査の予約がとれず、エックス線検査で受診して再検査が必要な場合、日程を改めて内視鏡による検査が必要となる。そのため、通常の検診でわかりにくい病気の早期発見、早期治療につなげるというドックの目的からすると、現在の検査体制は非効率である
〇人間ドックで内視鏡検査を受診できる医療機関が市内南部に複数あるにもかかわらず、助成対象は市内で4か所、南部では3か所に限定されており、受診者の利便性が考慮されていない
〇人間ドック助成事業を行っている西宮市以外のほとんどの中核市では、民間の医療機関での受診も助成対象としている
以上の理由で、人間ドック助成の対象医療機関を拡大すべきという質問をしました。
その際、市の答弁は
「内視鏡による胃部検査を含むコースは人気が高く、受診者が希望する時期に予約がとりにくい状況となっており、検査体制を拡充していく必要があるものと考えております。今後、健康開発センターなど現行のドック健診検査機関における検査体制の拡充とともに、新たにドック健診の検査機関を拡大するなど、さらに利用者からの御希望にお応えできる方策について、医療関係機関と調整をしてまいります。」
というものでした。
答弁にある、内視鏡による胃部検査を含むコースを現行のドック健診検査機関で拡充することについてですが、平成29年度は西宮市医師会診療所健診部、今年度は市立中央病院の枠を拡大しました。人間ドッグを実施している医療機関の医師にヒアリングしたところ、内視鏡検査を含む人間ドッグの受診枠を増やす場合、通常の診療体制に影響がでる可能性があり、場合によっては技師の採用が必要になるとのことでした。通常の診療体制への影響及び更なる人員確保という課題が発生することから、「現行のドック健診検査機関における検査体制の拡充」は限界があります。
受診者の早期発見・早期治療というニーズにこたえるためには、一刻も早く、答弁にある「新たなドック健診の検査機関を拡大」すべきです。
【Q】
前回の一般質問以降、内視鏡検査を含む人間ドック健診機関拡大について、医療機関とどのような協議を行った、もしくは、行っているのか。進捗についてお答えください。
【A】
本市が費用助成している人間ドックのうち、ご要望の多い内視鏡による胃部検査を含むコースにつきまして、平成29年度、今年度と、現行のドック健診機関でのコース枠を拡大いたしました。 しかしながら、現在も希望する時期に予約が取りにくい、という状況であり、現行の健診機関による検査体制では、これ以上のコース枠拡大は困難な状況となっております。 そのため、新たな医療機関に対し、内視鏡による胃部検査を含むコースのほか、ご要望の多い女性スタッフによる婦人科検診を含むコースについて、ドックの実施状況等を調査したところでございます。
今後は、この調査結果を踏まえ、持続可能な助成制度の在り方について検討しながら医療関係機関と調整を行い、来年度の健診機関の拡大に向けて取り組んでまいります。
【意見】
この件は市民の方からのご意見、そして、私の父がガンで、わかったときには手遅れで42歳6か月でなくなったことから、ドック受診の機会を増やし、早期発見・早期治療で助かる人を増やしたいという思いから取り上げてきました。 「来年度の検査機関の拡大に向けて取り組んでまいります」という力強い答弁通り、来年度から拡大することを期待しております。
これまで、平成28年3月定例会、平成29年6月定例会の一般質問でもとりあげました。前回の一般質問の際、中央病院のドックの予約受付開始時期と議会だより発行時期が重なったこともあり、予約がとれなかったので、ぜひ医療機関を増やしてほしいというご意見を、議会だよりを読んだ市民の方からいただきました。
現在、西宮市立中央病院、西宮市医師会診療所健診部、北口保健福祉センター検診施設、高田上谷病院の計4か所で受診した場合、助成対象となります。
これまでの一般質問では、
〇内視鏡検査の需要が高くなっているが予約が取りづらい
〇内視鏡検査の予約がとれず、エックス線検査で受診して再検査が必要な場合、日程を改めて内視鏡による検査が必要となる。そのため、通常の検診でわかりにくい病気の早期発見、早期治療につなげるというドックの目的からすると、現在の検査体制は非効率である
〇人間ドックで内視鏡検査を受診できる医療機関が市内南部に複数あるにもかかわらず、助成対象は市内で4か所、南部では3か所に限定されており、受診者の利便性が考慮されていない
〇人間ドック助成事業を行っている西宮市以外のほとんどの中核市では、民間の医療機関での受診も助成対象としている
以上の理由で、人間ドック助成の対象医療機関を拡大すべきという質問をしました。
その際、市の答弁は
「内視鏡による胃部検査を含むコースは人気が高く、受診者が希望する時期に予約がとりにくい状況となっており、検査体制を拡充していく必要があるものと考えております。今後、健康開発センターなど現行のドック健診検査機関における検査体制の拡充とともに、新たにドック健診の検査機関を拡大するなど、さらに利用者からの御希望にお応えできる方策について、医療関係機関と調整をしてまいります。」
というものでした。
答弁にある、内視鏡による胃部検査を含むコースを現行のドック健診検査機関で拡充することについてですが、平成29年度は西宮市医師会診療所健診部、今年度は市立中央病院の枠を拡大しました。人間ドッグを実施している医療機関の医師にヒアリングしたところ、内視鏡検査を含む人間ドッグの受診枠を増やす場合、通常の診療体制に影響がでる可能性があり、場合によっては技師の採用が必要になるとのことでした。通常の診療体制への影響及び更なる人員確保という課題が発生することから、「現行のドック健診検査機関における検査体制の拡充」は限界があります。
受診者の早期発見・早期治療というニーズにこたえるためには、一刻も早く、答弁にある「新たなドック健診の検査機関を拡大」すべきです。
【Q】
前回の一般質問以降、内視鏡検査を含む人間ドック健診機関拡大について、医療機関とどのような協議を行った、もしくは、行っているのか。進捗についてお答えください。
【A】
本市が費用助成している人間ドックのうち、ご要望の多い内視鏡による胃部検査を含むコースにつきまして、平成29年度、今年度と、現行のドック健診機関でのコース枠を拡大いたしました。 しかしながら、現在も希望する時期に予約が取りにくい、という状況であり、現行の健診機関による検査体制では、これ以上のコース枠拡大は困難な状況となっております。 そのため、新たな医療機関に対し、内視鏡による胃部検査を含むコースのほか、ご要望の多い女性スタッフによる婦人科検診を含むコースについて、ドックの実施状況等を調査したところでございます。
今後は、この調査結果を踏まえ、持続可能な助成制度の在り方について検討しながら医療関係機関と調整を行い、来年度の健診機関の拡大に向けて取り組んでまいります。
【意見】
この件は市民の方からのご意見、そして、私の父がガンで、わかったときには手遅れで42歳6か月でなくなったことから、ドック受診の機会を増やし、早期発見・早期治療で助かる人を増やしたいという思いから取り上げてきました。 「来年度の検査機関の拡大に向けて取り組んでまいります」という力強い答弁通り、来年度から拡大することを期待しております。
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