西宮市の「ふるさと納税」ですが、
大口の寄付があったこともあり、H27年は72件、33,419,184円でした。
H24-約2200万円
H25-約1200万円
H26-約590万円から金額は増加しています。

一方で、西宮市民が市外の自治体に寄付した金額は282,149,000円で、市民税控除影響による減収額は97,572,000円です。H26の約3,000万円から大幅に減収額も増加しています。これは寄付する際の税制控除が拡大する前の金額です。控除額が拡大した額が反映される来年は、減収額がさらに増えるでしょう。

昨年、一般質問で取り上げて、一定の方向性をH27年度中に出すとの答弁でした。HPはすぐに改善され、税制控除の説明など、以前よりわかりやすくなりました。そして、やっとでてきたそれ以外の見直し内容ですが、主なものは特典の導入と統一パンフレット作成といった広報の強化です。
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都市部から地方への財源の振り分けという本来の「ふるさと納税」の意図を考えれば、西宮市がマイナスになるのはしかたないのですが、市のPR手段として活用すべきだと思います。少なくとも、西宮と関わったことがある人が西宮を思い出して、寄付しようと思えるようなものであってほしいですし。

9月議会で、基金条例と特典関連の補正予算が審議されて、可決されれば、12月頃には新バージョンの「ふるさと納税」がスタートする予定です。