2日目は防災危機管理局、政策局、総務局、市民文化局、健康福祉局、こども支援局から説明を受けました。活発な質疑応答により説明以上のことを理解することができました。

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沢山の資料の中でわかりやすくて便利だと感じたのが画像の「にしのみや子育てガイド」です。妊娠から子供が6歳になるときまでに必要な手続きがわかりやすく掲載されています。転入、母子健康手帳配布の際に渡しているそうですが、費用の関係もあり年間作成が1万部。インターネットを活用して情報提供も検討中とのこと。必要な情報発信とその情報を必要なときに入手することは役所だけでなく商売でも永遠のテーマです。

その他の特記すべき内容です

〇防災危機管理局
・南海トラフ巨大地震の想定
→震度6弱、津波の高さはTP(東京湾平均海面、全国の標高の基準となる海水面の高さ)+3.7m、
 津波到達時間は112分
・緊急情報を送信するにしのみや防災ネット
・土砂災害避難対策として地域独自の防災マップを作成中
 北部から作成し、鷲林寺、栢堂、剣谷地域が作成済み
・南海トラフ巨大地震等に対する備えとして小中学校の20箇所に物資の備蓄倉庫を整備
 65箇所を目標に拡大予定で浸水が想定される学校では2,3Fの空き教室を活用
 3日分の食料と必要な物資を備蓄

〇政策局
・H28.2.6の市制90周年の式典
・H30年前半頃まで西宮市の人口が増加し、その後ゆるやかな人口減少が見込まれる

〇総務局
・西宮市の職員採用は全員面接と筆記試験がSPIといわゆる公務員試験の評価方法
 性質が違うので同じ評価基準はできない
 SPIを採用することで今まで民間企業に応募していた人材確保
・財産区
 合併前、明治時代、村の財産を地域で管理するための27財産区
 名塩財産区は議会がある
 市とは独立した公共団体だが、財産処分権限は市長にあり

〇市民文化局
・H27年度末防犯灯の市直営化とH28年度LED化
・川添町にある平和資料館
・自治会等の地域自主管理集会移設の整備に対する助成
・アートで辿る西宮深訪展 H27.11月 北口ギャラリー
・中央体育館の建替えに際してPFI導入可能性について

〇健康福祉局
・分担金を西宮市が払うことで、阪神北広域こども急病センターでこれまで西宮でできなかった深夜帯の診療受け入れのアピールが可能に
・妊婦検診の補助増→14回合計82,000円

〇こども支援局
・送り迎え、預かり等地域での子育て支援を行う登録制のファミリーサポートセンター
・西宮の児童数はH18をピークに減っているが、共働き等で保育の需要は増えている
・病児、病後児保育の充実のために有資格者の確保が必要
・西宮市の待機児童数は76人だが、空き定員は約500人
 原因は年齢毎のニーズのずれ、地域では夙川での空きが少ない
 地域ニーズに応じて、小規模、認可保育て対応
 一方、将来的には児童数減でニーズ減もあるので、将来過多にならないことも必要

今年は国勢調査があります。今回からインターネットでも回答できるようになりました。インターネットで回答がなかった世帯のみ調査票を回収します。調査員とのやり取りや郵送の手間が面倒だと思われる方は活用ください。